「買ったばかりの牛肉なはずなのに、もしかして腐っちゃってるの?」
今回はそんな疑問にお答えしていきたいと思います。
【もくじ】
・牛肉が黒いのは新鮮な証
・牛肉が腐っているかどうかの見分け方
・新鮮なうちに牛肉を消費するためのおすすめレシピ
牛肉と言えばきれいな赤色をしているのが当然。
鮮やかな赤色をしていれば美味しい、と思っていませんか?
しかし、それは一部間違った認識です。
実は新鮮な牛肉というのは黒い色をしているんですよ。
牛肉が空気に触れることによって、私たちが見慣れているあの鮮やかな赤色に変色していっているのです。
ですが、黒ければどれも新鮮だというわけでもないので注意が必要です。
でもご安心を!
どれが新鮮な牛肉かを見分ける方法というのがいくつかあります。
ということで今回は、主婦歴5年目の私が美味しい新鮮な牛肉の見分け方などをご紹介していきたいと思います。
牛肉が黒いのは新鮮な証
牛肉が黒くなっている状態は、その牛肉は新鮮であるということを示す証なのです。
牛肉の一部が黒く変色していると「腐ってきているんじゃ?」と焦ってしまいますよね。
しかし、その心配はご無用です。
何故なら、牛肉が黒くなっているのは決して腐っているわけではないからです。
むしろ、牛肉の黒い部分は新鮮な証なんです。
牛肉は空気に触れて酸化することによって、私たちが見慣れている鮮やかな赤色に変色していってしまいます。
ですから、牛の塊肉をカットしたときなんかは、カットした断面は最初のうちは黒みがかった色をしているんですよ。
逆に言えば、私たちがいつも見ている塊肉の表面は空気に触れているからあのような鮮やかな赤色をしているんです。
スーパーなどで売られているスライスされた牛肉の重なっている部分が黒くなっていることがあると思うのですが、スライスしてすぐに肉を重ねているので空気に触れる時間も非常に短く済んでいるため黒色をしているというわけなのです。
牛肉が腐っているかどうかの見分け方
牛肉が腐っているかどうかを見分けるには、臭いや触った感覚、見た目、最終的には味で判断することができます。
腐っている牛肉の臭い
臭いについては、鼻を刺すようなツンとした酸っぱい臭いや生臭さがあまりにもひどい場合、もしくはアンモニア臭のような腐敗臭がしたときはその牛肉は腐っている可能性が非常に高いです。
腐っている牛肉の感触
触った感覚としてはねばついている感じがあれば腐っていると言えるでしょう。
このとき触って確認すべきは、赤身のところの方がいいでしょう。
脂身のところだとねばついている感じが分かりにくくなってしまいますからね。
もしくは、牛肉から糸を引く汁が出ているときも腐っている可能性が高いですね。
腐っている牛肉の色
見た目の部分では青みがかった黒色をしている場合は危険信号です。
牛肉全体が茶色かったり灰色をしていても食べない方がいいでしょう。
それでも判断できない場合は最終的に味見をしてみてください。
少しだけ味見をしてみて、牛肉から酸味を感じたらすぐに食べるのをやめてください。
その牛肉は確実に腐っていると言えるでしょう。
新鮮なうちに牛肉を消費するためのおすすめレシピ
牛肉は鶏肉や豚肉と比べて高価なため、たまにスーパーなどで安売りをしていたらついつい買い込んでしまったりしませんか?
ですが、これは決して牛肉に限ったことではないのですが、新鮮なうちに調理して食べておきたいですよね。
ということで、牛肉を消費するためのおすすめの作り置きおかずをご紹介しましょう。
・牛肉しぐれ煮
材料
牛肉400g
●醤油大さじ4
●砂糖大さじ4
●酒大さじ4
●みりん大さじ2
●しょうが少々
私がおすすめするおかずは、牛肉しぐれ煮です。
これは私の大好きなおかずのひとつであり、実際に我が家でもよく作ります。
味付けは結構濃いのですが、白ご飯によく合います!
材料は至ってシンプルで、食材に関しては牛肉とショウガしか使いません。
そのため、一度に牛肉をたくさん消費することができます。
ですが、たくさん作り置きしていたはずなのに気付けばあっという間に無くなってしまうほど美味しいおかずですよ。
【まとめ】牛肉が黒いのは新鮮な証拠!
お肉が黒く変色しているとついつい心配してしまいますが、牛肉の場合は決して腐っているとかそういうことではなく、むしろ新鮮であるという証拠なのです。
ですか、青みがかった黒色をしていたらそれは腐っている可能性が非常に高いです。
牛肉が黒くなっているのを見付けたときは、その辺りをしっかりと見極めて食べるようにしてくださいね。
買ってきた牛肉をすぐに食べられない場合は、鮮度や風味は落ちるものの冷凍保存しておいた方がいいでしょう。
そうすることで腐らせるスピードは遅くすることができますからね!