かなこ
今回はそんな疑問にお答えしていきたいと思います。
【この記事の内容】
・飛行機に3歳のこどもが年齢をごまかして乗ったらばれない?
・こどもが年齢をごまかして乗ってるのがばれたら損することも
・安全性確保のために3歳から搭乗料金がかかる
飛行機にこどもを乗せるとき、年齢をごまかさずにチケットを買っているという人はどれくらいいるんでしょうか?
飛行機に乗る場合、3歳になったその日から搭乗料金がかかるようになってしまうわけなのですが、ちょっと小柄な子であれば2歳のふりをして乗ることだってできちゃいます。
国際線はパスポートを提示する必要があるのでどうしてもごまかしはききませんが、国内線ならこどもの年齢を確認する術が無いことからごまかして乗ることはできてしまうのです。
でも、3歳以上なのに2歳以下のふりをして乗っていたことがばれてしまったときには、場合によっては損をしてしまうことだってあるんですよ。
ということで今回は、3歳と0歳のふたりの息子を育児中である私が、そんな飛行機と子供に関する疑問についてお答えしていきたいと思います。
飛行機に3歳の子供が年齢をごまかして乗ったらばれない?
飛行機に乗るとき、2歳以下であれば搭乗料金はかからないわけなのですが、3歳以上であってもその子が2歳以下かどうか見た目で判断できないくらいであればばれずに乗ることができてしまうのです。
しかし、これは国内線の飛行機に限ったことです。
というのも、国内線の場合飛行機に乗るときにパスポートなどの身分を証明するものを提示する必要がないからです。
そのため、グランドスタッフやキャビンアテンダントから止められない限りは3歳以上のこどもであったとしても無賃で飛行機に乗れてしまうんですよ。
こどもが年齢をごまかして乗ってるのがばれたら損することも
しかし、もし3歳以上のこどもなのに2歳以下であると偽って無賃で飛行機に乗ろうとしていることがばれてしまったら、場合によっては損することもあります。
「本来なら払うべき料金を後から払うだけだから、別に損はしないでしょ?」と思われるかもしれないですが、そんなことありませんよ!
例えば飛行機のチケットを1か月前から取っていたとしましょう。
大抵は飛行機のチケットは早めに取っておいた方が安くなっているものです。
もし年齢を偽って乗ろうとしていたことがばれてしまったら、当日料金で搭乗チケットを取らなければならなくなってしまいます。
おとなの搭乗チケットを購入していたタイミングでこどもの搭乗チケットも一緒に取っていれば何割かは安く買えていたはず。
それなのに年齢を偽って乗ろうとしていたことがばれてしまったがために、高い料金でチケットを買わなければならないということになってしまうんです。
これって「損」してることになりますよね?
また、年齢を偽って乗ろうとしていたことがばれたとき=搭乗前の時点で飛行機が満席になっていたら他の家族と一緒に乗れない…なんていうことも起こり得ます。
そうなってしまったとき、こどもだけ置いていくわけにはいきませんから家族みんなで空港に留まる、もしくは帰宅せざるを得なくなってしまう、なんてことも考えられます。
そんなことでせっかくの旅行や帰省の予定が台無しになってしまうのは非常にもったいないですよね。
ちえこ
安全性確保のために3歳から搭乗料金がかかる
そもそも何故、こどもは3歳から搭乗料金がかかってしまうのでしょう。
一言で言えば、それは「安全性確保」のためです。
航空会社は、乗客を安全に目的地に輸送しなければならない、という義務があります。
そのため、可能な限り乗客が安全に搭乗できるような形を作らなければなりません。
一人につき一席用意されていた方が、安全であることは言うまでもありません。
ですが、2歳以下のこどもの場合はからだが小さすぎるのでシートベルトも意味をなさないことが多いのでお父さんやお母さんの膝の上に座ってもらうようになっています。
ですが、一般的な大きさの3歳児であればお父さんやお母さんの膝の上よりも、ひとりで座席に座った方が安全性が高いです。そのため、3歳からは搭乗料金がかかるようになっているのです。
【まとめ】3歳以上であっても見た目が小さければ違法に無賃で搭乗できる!
3歳以上のこどもでも、国内線であれば2歳以下と偽って無賃で搭乗することは可能です。
ですが、これは明らかなモラル違反・ルール違反ですし、安全性のことを考えても良くありません。
少しの金額をケチって怪我をしてしまったら絶対に後悔します。
3歳以上のお子さんにはちゃんとチケットを買って一席用意してあげるようにしてくださいね。