代表的な健康茶って何?と聞かれれば「十六茶」と浮かぶほど定着したこのお茶は、16種類の原材料を絶妙にブレンドした人気の健康茶です。
今や、赤ちゃん用から機能性表示食品にまで種類も増えましたが、どのような効果が得られるのでしょう?
特にメタボが問題視されている現代人、このお茶を飲むことで何か効果を感じることができるのか、調べてみました。
十六茶に含まれる成分とは?
普通の十六茶と入っている原料数は同じなのですが、機能性表示食品の方の十六茶は内容が違うんです。
普通の十六茶の成分
普通の十六茶に入っている成分は、どれもごくわずかの量ですが下記のとおりです。
ナトリウム0~12㎎・カリウム3.2~7.8㎎・カルシウム0.2~0.8㎎・マグネシウム0.2~0.7㎎という感じです。(630mlペットボトル)
どうやら普通の十六茶には悪い成分もなく、安心して飲めるようですね。
もちろん心配なカフェインもゼロです!
からだ十六茶
では、「からだ十六茶」をみてみましょう。
このお茶の特長は、「内臓脂肪を減らすのを助ける」「食後の脂肪吸収を抑える」「糖の吸収をおだやかにする」という3つの働きがある機能性表示食品という点です。
名前の通り、からだの為の十六茶ですね。
入っている原料は普通の十六茶とほぼ同じですが、3つの働きをするための原料がプラスされ、さらにスッキリとした飲み口でした。
葛の花由来イソフラボン → 肥満気味の方の内臓脂肪を減らすのを助ける
難消化性デキストリン → 食後の脂肪吸収を抑えて糖の吸収を穏やかにする
中性脂肪や血糖値の高い方には、ぜひ飲んでもらいたいお茶だと思います。
決められた量を守って飲むようにしましょう。
十六茶から摂取できる栄養素
成分的には十六茶にはあまりないように見えますが、実はミネラルが豊富なんです。
同じノンカフェインの麦茶もミネラルが多く、十六茶に入っているミネラルは必須ミネラルのなかでも主要ミネラルに分類される大切な役割を果たすものなんです。
ミネラルは体内で作られないので、十六茶のように手軽に飲んで補給できるって便利ですね。
でもミネラルは、取り過ぎれば過敏症や中毒を起こすこともあり、不足しても体に何らかの不調がでるという特徴があるので、適度に補いましょう。
一方、からだ十六茶には普通の十六茶には含まれない炭水化物も含まれ、ミネラルの含有量も比較すると多く含まれているので、決められた量を守るのがよさそうですね。
十六茶を飲んで得られる6つの効果効能
十六茶のミネラルが体にいいということで、どんな効果効能があるのでしょう。
16種類の原料を詳しく調べると、それぞれにすばらしい結果がありました。
16種類についてそれぞれを紹介するととてつもなく長くなってしまうので、要約すると…。
①便秘解消 → 玄米・大麦・カワラケツメイ・ハトムギ
②滋養強壮 → ハブ茶・ハトムギ
③疲労回復 → ハトムギ
④冷え性改善 → トウモロコシ・ナツメ・たんぽぽの根
⑤動脈硬化予防 → ハブ茶・発芽玄米
⑥コレステロール改善 → ハブ茶・昆布・発芽大麦
他にもいろいろありましたが、やはりミネラルの力ってすごいんですね。
健康に良いおすすめの飲み方
健康は何物にも代えがたいですね。
健康値が気になったら、普通の十六茶よりからだ十六茶をいろんなシーンに取り入れて飲むといいでしょう。
仕事の合間や、食事のお供はもちろん、運動時の水分補給にももってこいですね!
飲む本数に影響のない普通の十六茶も、食事と一緒に飲めばミネラル補給にもなり、脂っこいおかずの後は口の中がさっぱりします。
ノンカフェインのお茶ですから、時間を気にしないで飲めるのがいいですね。
飲み過ぎは危険なのか?
どんな飲みものでも、飲み過ぎは体を壊すもとです。
十六茶に含まれるミネラルは、取り過ぎれば便秘の原因になったり、鉄や亜鉛の吸収を妨げたりすることもあるので注意を。
でも十六茶に含まれるミネラルはごく微量なので、あまり気にすることはないと思います。
飲み過ぎて困るとすれば、お腹を壊してしまうかもしれないということでしょうか…。
十六茶は本当に健康飲料だった!
16種類の原料を詳しく調べると、「東洋健康思想」にたどりつきます。
これは体の状態を「健康」「未病」「病気」の3つに分け、体全体のバランスを大事にするという考え方。
6つの臓と6つの腑に4つの味覚(甘さ・しょっぱさ・苦さ・酸っぱさ)を全部健康にするという意味での「十六茶」、その効果効能などをまとめてみました。
※十六茶にはミネラルが多く含まれ、からだ十六茶健康値対策に!
ノンカフェインでカロリーのない十六茶、一見どこにでもありそうな健康茶ですが、ミネラルの多い健康茶だったんですね。
ミネラルは体内では作られないため、外から取り入れる必要がある栄養素です。
十六茶のような健康茶やサプリメントも上手に利用して補給しましょう。
※十六茶の成分にはたくさんの効果効能があった!
栄養成分はごく少量ですが、原料がもたらす効果が主に6つあり、継続して飲むことで体にいい影響があるというデータもあります。
また機能性表示食品の「からだ十六茶」は、内臓脂肪や糖に働きかけることができるお茶です。
今や健康茶の定番となった十六茶、メーカーはこれからもいろいろな原料の見直しを続けていき、さらなる上の十六茶を開発してくれることでしょう。