毎日健康のために筋トレをしているという人でも、さすがに風邪をひいているときは治すことを優先して筋トレは中断すると思います。
ですが、筋トレを休んでしまうと筋力も衰えてしまいますし、早めに再開したいと考えるものではないでしょうか。
病み上がりにからだを動かし始めてもいいのは、いつくらいからなのでしょう。
ということで今回は、
・風邪が治りかけているときに筋トレをしてもいいの?
・風邪をひいたあと、筋トレや運動を始めても良いのはいつからなの?
・病み上がりにおすすめな運動はなに?
ということについてご紹介していきたいと思います。
風邪の治りかけに筋トレはNG?
筋トレといえばからだを強くするためにするイメージがありますが、風邪が治りかけているときに筋トレをしてもいいものなのか悩むと思います。
答えはズバリ「ノー」です。
風邪が治りかけている状態というのは、つまりまだ体調が完璧な状態ではないということになります。
風邪が治りかけの状態では、風邪をひいていない状態のときと比べるとまだまだ免疫力が低下しているということになります。
そんな状態のときに筋トレをするというのは、からだを鍛えるどころか痛めつけていることと変わりないのです。
ですから風邪が治りかけているときに筋トレをするということは、逆効果になっているんですね。
また、筋トレをすると汗をかきますが、運動後にその汗がからだを冷やしてしまい風邪をぶり返してしまう原因にもなってしまいます。
そういったことから、風邪が治りかけの状態での筋トレはしない方がいいとされているんですよ。
筋トレや運動をしていいのはいつから?
では、風邪をひいてしまったあとに筋トレや運動を再開してもいいのはいつくらいからなのでしょうか。
大体風邪が治ってから2~3日はまだ筋トレや運動を再開させない方がいいでしょう。
「風邪をひいている=熱がある」状態だと勘違いしがちですが、実はそういうことではありません。
熱が下がっても、鼻水や咳の症状が治まっても、そうなったらすぐに風邪が治ったと判断するのは危険です。
そういった状態になってもすぐはまだ体力や免疫力は落ちている状態にあります。
熱が下がったから風邪は治ったと判断し、そんな状態で筋トレを再開してしまったらまた風邪をぶり返してしまうことになりかねません。
ですから、熱が下がる・鼻水や咳の症状が治まるといった状態になってからも2~3日は筋トレや運動するのを控えるようにしましょうね。
病み上がりにおすすめの運動はウォーキングとヨガ
病み上がりに筋トレや運動を再開させるとき、普段通りのメニューをこなすのでも構いませんがおすすめの運動があります。
それは、ウォーキングやヨガです。
これらの運動はからだに負荷がかかりにくいからおすすめなのです。
風邪をひいていた間は筋トレを休んでいたわけですし、病み上がりということで体力も大分落ちているはずです。
そんな状態のときにウォーキングやヨガをするということは、からだのリハビリになるのです。
これらの運動で徐々にからだをならしていき、数日かけて普段通りのメニューに戻る方がいいんですよ。
病み上がりのときのウォーキングの仕方
病み上がりのときにウォーキングをするときは、決まった距離や時間というのはありませんが、休憩を小まめにとり水分補給をしっかりとするということを意識しましょう。
家の周りを5分くらい散歩するだけでも十分ですよ。とにかく無理をすることは禁物です!
病み上がりのときのヨガの仕方
ヨガには色々なポーズがありますが、病み上がりのときにおすすめなポーズがいくつかあるのでご紹介しましょう。
・猫のポーズ
・ダウンドックのポーズ
・魚のポーズ
・仔犬のポーズ
これらは病み上がりのときだけでなく、風邪予防にも効果があるとされているポーズなので習慣的に行うのがおすすめです!
【まとめ】風邪が治ったらスローペースで筋トレや運動を再開させよう!
風邪をひいてしまって筋トレができない期間が続くとついつい焦ってしまいますが、まずはしっかりと風邪を治すことを意識しましょう。
・風邪が治りかけのときに筋トレをするのは、悪化させるきっかけになるので禁物!
・風邪が治ってからも2~3日は筋トレや運動をしないようにした方がいい
・病み上がりにおすすめな運動は、ウォーキングやヨガ
風邪が治ったあともスローペースで、運動を再開させるようにしましょうね。