政府が1住所にマスクを2枚、学校の児童生徒、妊婦に布マスクの配布を始めましたが、家庭を支えるお母さんたちは政府より先に家族に手作りマスクを作って配布しています。
私もその一人です。
子ども用のマスクがなく「毎日マスク着用」とお便りが来たので見よう見まねでマスク作りを開始!!
最近では、マスク作りにハマってしまい色々試行錯誤しながら作ってます。
(ほとんど遊び始めてますけど・・・)
そこで今回は裁縫が苦手な私でもできたおしゃれなマスクの作り方をご紹介します。
立体マスクで自分だけのオリジナルマスク
手作りマスクも動画などで色々紹介されていますが、作りやすいのは立体マスクです。
私の住む地域の地元新聞にはマスクの型紙まで掲載されて、おばあさんとも必死にマスク作りをしているようです。
実際に、子どもたちが通う保育所の園長先生が頑張って新聞に掲載された型紙と作り方を元にマスクを作ったようですが「ガッチャマンみないなマスクになったんだけど~(笑)」と嘆いていました。
ここでは、私が色んな情報を元に自分なりにアレンジしたマスクの作り方になります。
では早速紹介していきます。
まずは型紙を作ります。
我が家は夫婦と子ども4人ですので、色んなマスクサイズがあります。
私は家にあった立体マスクから型紙を作成しました。
縫いしろ1cm分余分に型を書いていきます。
立体マスクがない場合は、ミシンのJUKIさんHPで立体マスクの型紙をダウンロードできます。
JUKIさん子供サイズも提供してくれてます!!
JUKI家庭用ミシン 立体マスク型紙
チャコペンで布に型をなぞって切っていきます。
このとき、布を2枚重ねにして切っていきましょう。
こんな感じになります。
私が今回使った布はほつれやすいので、ほつれ防止に一部に芯を貼ってます。
普通のはぎれには不要です。
芯も2枚重ねで赤い枠の部分のみで型を切ります。
アイロンで貼り付けます。
ここまではマスクの表の布地です。
マスクには裏地も必要なので裏地もカットしていきます。
裏地は耳のゴムの部分は1cm分小さく型をとって切ります。
そうするとゴム部分のおさまりが良くなります。
では、縫い合わせていきます。
表生地、鼻と口の部分(カーブしてる側)を縫い合わせていきます。
裏地はコウモリ状態の布地を2枚重ねてカーブしている側を縫い合わせます。
裏地は左右のカーブしている方を縫っていきます。
カーブしているので切り込みを入れたり、アイロンで広げたりとちょっと面倒な時間帯です。
表地と裏地を合わせて止めていきます。
ここもちょっと面倒です・・・
せっかく待ち針で止めたのに縫っていてズレることもあります。
多少のズレなら気にしなくて大丈夫です。
上下の端を縫っていきます。
布地の端から縫っていきます。
あと少し、ゴムを通す部分を縫います。
布地が硬いとちょっと折り目をつけるのも大変です・・・
マスクゴムや髪を結ぶゴム、帽子の平ゴムも売り切れ状態なので、手芸用のリボンとコードストッパーを代用です。
紐もちょっと垂らしっぱなし。
ちょっと人よりワンランクおしゃれなマスクになります。
同じエスニック柄でもマスクの周りをバイアステープで囲ってみたり・・・
(バイアス売り切れでリボンですが・・・)
左右の柄や色を替えてみたりとできるのが立体マスクの良いところです。
また、裏地も1、2回織り込んで両端を縫うとインナーマスクポケットの入り口にもなります。
表も裏も色々工夫できます。
使い捨てマスクカバー
「手作りマスクよりやっぱり使い捨てマスクの方が安心がある」と使い捨てマスクを洗って使用している人も多いです。
でも使い捨てマスクも洗っていると表面がボロボロに毛羽だって「再使用感」が出てきます。
手作りマスクにも憧れるけど、ちょっと不安な人にはマスクカバーがオススメです。
縦19cm、横21cmに布地をカットします(2枚)。
2枚とも縦(19cm)の部分を両端共に1cm折ります。
アイロンで型をつけると良いです。
表同士が背中合わせになるように重ねて横(21cm)の部分を縫っていきます。
※縫いしろは1cm
もう片方は縫わないでください。
プリーツを作るので半分に折ります。
(折り目が基準になります)
持っているプリーツマスクのように作りますよ!
真ん中2cmのプリーツ部分が中心になるようにします。
谷折り部分は1cmになるように折ります。
折った山の部分から1.5cmが隣のプリーツの山になります。
2枚重ねの状態でプリーツを折ってきましたが、広げます。
再度、1枚の状態でプリーツにアイロンでしっかり型をつけていきます。
プリーツを縫いやすいようにしつけ縫いがオススメです。
プリーツを縫っていきます。
一気に縫い進めるとプリーツの折り目が崩れたりするので、少しずつ縫っていきます。
1回縫ったら3㎜くらい間隔をかけてまた縫っていきます。
反対側も同様です。
プリーツ部分を縫ったら半分にして縫っていきます。
ひっくり返して使い捨てマスクを入れます。
カバーの縦が使い捨てマスクより1cmくらい小さいです。
でも装着するとピッタリ!
縦が大きいとカバーと使い捨てマスクの間にポッカリ空間が出来すぎます。
横は使い捨てマスクより1cm程大きめですので使い捨てマスクのゴムの付け根にゴッソリとファンデーションがつくのも防止できます。
マスクカバーで使い捨てマスクがインナーマスクになります。
使い捨てマスクの内側が蒸れずに済みますし!
そしてパッと見は手作りマスクをしているようにも見えます。
まとめ おうち時間をフル活用
外出自粛期間ということもあり、家事や育児の傍らマスク作りを頑張っている人も増えました。
そして最初は普通にマスクを作っていたはずなのに、「ちょっとこうしてみたい」と作りながら模索が始まります(笑)。
ビーズつけてて可愛いですね。
ビーズの他にも、ワッペンやタグをつけている人もいました。
レザーと組み合わせてるとかっこいいですね!
レースと組み合わせてもよし!
エレガントなマスクになりますね。
このように皆さんそれぞれでmyマスクを作っています。
私も、はじめはひどい手作りマスクでしたが、手作りマスクを量産しているうちにそれなりになってきました。
おうち時間を活用して色んなマスクづくりも楽しいですよ。
しかし外出自粛期間なので不要不急の外出を控えなければなりません。
お古の洋服やシャツでも十分にマスク作りの布地として活用できます。
手作りマスクをきっかけにハンドメイドが趣味になるかもしれませんね。