松の内の期間はいつからいつまで?松が明けるの意味とは

お正月の話題になると必ずと言っていいほど出てくる「松の内」という言葉。

周りが言うから耳にはしたことあるし、お正月の何かを表してるのは分かるから…と、はっきりした意味も分からず使っていませんか?

まぁ~松の内を知らなくても、お正月はやってくるのですが…(笑)

ただ、「松の内」ということは、期間を表していることなので、期間を間違えて恥ずかしい思いをしなくても良いように、この機会に正しいことを覚えておきましょう!

「覚えておいて、損はない!」ぜひ、最後までお読み下さいね!

●松の内はいつからいつまで?松の内の期間は?

松の内の始まりは「元旦」です!

松の内の終わりは、一般的には「1月7日」とされ、地域によっては「1月15日」になっています!

※なぜ、地域によって違うのか?
昔は、1月15日を「小正月」と呼び様々な行事を行い、15日までが松の内の期間でしたが、歴史上の出来事から関東地方では松の内の日にちを7日に早めました。
その影響を受けなかった関西地方などでは、今でも1月15日までを松の内期間としている地域があります。

以上のことから正解は(笑)、「1月1日から1月7日(又は15日)までが松の内の期間」です!
※「松の内」の意味としては、お正月の松飾り(門松)のある間です。

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●松が明けるってどういう意味?

しっかり読んで頂いていた方なら(笑)、もうお分かりですね!

松が明ける=松の内期間が終わる!
ということで、松飾り(門松)を外します。
※松飾りを外すことを「松納め」「松送り」「「松上り」「御松払い」などといい、それ以降を「松明け」といいます。

松が明けると、門松以外に「しめ飾り」も外します。
他にも「新年の挨拶は松の内に」「年賀状は松の内まで」と、色々「松の内、松の内」とうるさいですよね!(笑)

ですが、なぜか「鏡餅」だけは、「松の内」と言われないんです⁈

鏡餅は神様へのお供えものなので、神様が家のいるとされる松の内は下げずにお供えしておきます。
それ以降は下げても良いのですが、「鏡開き」をする1月11日までお供えしている家庭が多いようです。

神様にお供えしたものを食べる事は、神様のパワーを頂けると言い伝えられていますので、無病息災の願いを込めて「鏡開き」をして下さいね!(但し食べすぎ注意‼)

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●参考までに、「松」が縁起が良いとされるわけ

松の木には100種類以上の樹種があり、よく見かけるのは黒松・赤松です。
日本全国あちこちで見かけるので馴染み深いですが、なぜ縁起がいいのでしょう?

その一番の理由としては、松が常緑樹で冬でも青々と緑を絶やさないことから「不老長寿」の象徴と考えられたからです。
※毎年5月8日は「松の日」だそうです!

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●まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?

「松の内」は、1月1日から1月7日(又は15日)まで、松の内の期間が終わる事を「松が明ける」です!

お正月をただ楽しむだけではなく、昔から言い伝えられている事を大切にして厳かな気持ちで過ごしてみるのもいいかもしれませんね!
年賀状も松の内に‼それ以降は、「寒中見舞い」になるので、忘れずお早めに‼

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。










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