「生チョコが分離して上手く混ざらない~!」と困っているあなたへ!
大丈夫です!今すぐ復活させる対処法があるので、ご安心下さい。
レシピ通りに作っていても素材の違いや、その日の室温なんかも微妙に影響して、誰にでもある事です。
でも、その微妙な違いを上手く調整しないと「生チョコ作り」は失敗してしまいます。
そこで今回は、分離してしまった生チョコを復活させる対処法と合わせて、生チョコを美味しく完成させるために大切なポイントもご紹介しますので、ぜひ最後までお読み下さいね!
分離してしまった生チョコを復活させる対処法
- 分離してしまった生チョコをボウルに砕きながら入れます。
- ①のボウルより一回りくらい大きいボウルに50℃のお湯を入れ、その中で湯せんして溶かします。ゴムベラを使いゆっくり混ぜながら溶かして下さいね!
- チョコの塊(かたまり)が少し残っているくらい溶けたところで、湯せんから外します。
- ゴムベラでボウルの底からチョコを持ち上げるくらいの勢いで、力強く混ぜていきます。
- 生クリームを沸騰寸前まで電子レンジで温めます。(グツグツと沸騰してしまったら、またもや分離してしまうので要注意)
- ④のボウルに⑤の生クリームを少しずつゴムベラで混ぜながら入れます。(ここは慎重に)
- クッキングペーパーを敷いたパットに流し入れ、冷蔵庫で固めます。
- 固まった生チョコは、溶けやすいので気をつけながらお好みの形に整えて下さいね!ココアをまぶしたら~生チョコ復活です!
- 生クリームの分量は、基本的には300gの生チョコに対して「大さじ2」ですが、分離した生チョコに元々入っている生クリームの量によるので、様子をみながら加減して下さい!
- 分離した生チョコをゴムベラで混ぜる作業は、復活させるための重要なポイントですので、力を入れて根気よく混ぜて下さい!
- ほんの少しだけ入れる生クリームが、チョコレートの乳化を助けてくれるので、少しずつ慎重に入れて下さい!
- 使う道具に水分が入らないこと、生クリームを入れて混ぜるときに空気が入らないこと!
- 生クリームがなかった場合は、牛乳や卵でも乳化の手助けをしてくれるので、生チョコが復活します!
※「乳化」とは、混ざりにくい水と油を均等に混ぜ合わせた状態の事。
生チョコ作りに大切な分量はお任せ!水や牛乳も計れます▼▼▼
分離したままの生チョコリメイク
分離した生チョコ、捨ててしまうのは勿体ないのでリメイクして美味しく頂きましょう!…と、その前に「分離したままの生チョコって食べれるの?」
ハイ!食べれます!そのまま冷やして固めても食べれますが、少し油くささを感じるかもしれません。
生チョコリメイクブラウニー
材料 (20cmスクエア型1台分)
失敗した生チョコ 約200g 卵4個 砂糖80g
薄力粉100g ベーキングパウダー 小さじ1調理手順
- 失敗した生チョコを湯煎にかけて溶かす。泡立て器でぐるぐる混ぜると滑らかになる。
- 溶かした生チョコに卵を1つずつ加えその都度よく混ぜる。
- 砂糖を加えさらによく混ぜる。
- 薄力粉とベーキングパウダーを加え混ぜる。粉類はふるって入れた方がだまにならなず良いですが、面倒なら振るわなくてもいいです。
- 粉っぽさがなくなったらクッキングシートを敷いた型に生地を流し込む。170℃で25〜30分焼く。
- 手で表面を軽く押すと弾力があり、竹串で真ん中を刺し生の生地がつかなければOK!
- 冷めたらお好みの大きさに切り分ける。粉砂糖をかけてもいかも!
<引用元:クックパッド>
その他、生チョコケーキやクッキーなど焼き菓子にするのがベストです!
生チョコを美味しく完成させるために大切なポイント
1.チョコを溶かす時の温度
チョコを湯せんで溶かす時の温度は、50℃が最適です!
2.チョコを溶かす時の混ぜ方
溶かしながら、ゆっくり混ぜるのですが、すぐに混ぜ始めずにチョコが全体的に溶けだしてから混ぜます!
3.水分が入らないように注意する
チョコを入れるボウルに水分がついていないかチェックして、湯せんの温度が高すぎて水蒸気が入らないようにする!
4.生クリームは沸騰させない
油断して沸騰してしまわないように、弱火で温める方がベストです!
生クリームに大さじ1くらいの「はちみつ」を入れると分離しにくくなるので、お試しあれ!
簡単な事ばかりのようですが、逆に簡単な事ほど忘れてしまいがちなので、美味しい生チョコ完成のためには、しっかり覚えておきましょう!
失敗しないために重要な温度はこちらにお任せ▼▼▼
まとめ
さて、生チョコ分離について、いかがでしたでしょうか?
生チョコを美味しく完成させるためには、乳化させることが大切なんですね!そして、乳化させるためには生クリームが必要!
生チョコが分離した場合も、少しの生クリームを足す事で乳化が進み復活する!(なるほど‼)
説明する言葉は簡単ですが、慌ててやってしまうと又、分離~という事態になってしまうので、温度に注意しながらゆっくり丁寧に「復活への道」を歩んで下さいね☆
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。