おいしく栄養価も高い卵は、食卓の定番ですよね!
また調理いらずで食べられる、生卵かけごはんなどもお好きな方も多いのではないでしょうか?
そんな卵ですが、気が付くと賞味期限が切れてしまっていた…なんてこともありますよね。
生卵の賞味期限切れは、いつ頃まで食べることができるのでしょうか?
また一度割ってしまったあとの卵を保管したい場合、どれくらい安全に保つことができるかなども気になるところ。
今回は、そんな生卵に関する疑問について調べてみました!
生卵の賞味期限切れはいつまで食べられる?
日本で売られている生卵は、実はかなり高い安全基準をクリアしています。
さらに、卵の賞味期限は「生食ができる期限」を意味しています。
そのため賞味期限を過ぎた=腐ってもう食べられない、といったことはありません。
ただし食中毒防止の観点から、加熱調理が必要となります。
加熱をすることで、サルモネラ菌などを死滅させることが出来るからです。
そこで気になるのが、「一体どれくらい過ぎたものまで食べられるのか?」という点。
これは卵の保存状態や時期によって変わってきます。
家庭の冷蔵庫で保存している生卵の場合、賞味期限から約10日後ぐらいまでがおおよその目安だと言われています。
ただし繰り返しになりますが、しっかりと火を通して調理することが大切です。
また安全に食べられる卵であるかどうかの目安として、生卵の見た目からも判断することができます。
- 黄身が崩れていないか
- 白身の色が変わっていないか
- 腐敗臭などはしないか
上記3点も、賞味期限からの日付とあわせてチェックしておくと安心です。
割った生卵は、どれくらい保存することができる?
買い物から帰ってきたら、卵が割れてしまっていた!なんて経験がある方もいることと思います。
そんなとき、捨てるのはもったいないので一時的に別の容器で保管することはありませんか?
また卵を食べようと思って殻を割ったものの、途中で気が変わって使わなかった…なんてこともあるでしょう。
そのような場合、殻を割った生卵はどれくらい保存することが出来るのでしょうか。
実はこの答えは…「約2日~3日」ほど!
賞味期限を切れてから約10日ほどは食べられる卵なのに、割ってしまうとこんなにも日数が短くなってしまうのです。
意外ですよね!
この理由は、卵の殻が雑菌から中身を守る役割を果たしていることに由来します。
殻に覆われていない生卵は、まさにむき出しの状態。
冷蔵庫に入れて保存したとしても、サルモネラ菌は増殖してしまうため安全ではないのです。
これは、ヒビが入った状態の卵にも言えること。
完全には割れていないからと言って、通常の生卵のように保管してしまうのは避けましょう。
買い物から帰ったら、まずは卵の状態を確認することが大切です。
さらに、殻を割った状態でさらに溶き卵にした場合は、「その日のうち」に使い切るのが賢明です。
卵は常温で保管も可能?
卵をスーパーで買う場合、冷蔵ブースに置いてある場合と常温ブースで販売されているときがありませんか?
私のイメージでは、”卵=冷蔵庫保存”だったので、初めて常温で売られている店に出会ったときはびっくりした経験があります。
結論から言うと、卵は季節により保存期間は異なるものの「常温でも保管可能」です。
スーパーなどで常温で卵が売られている理由としては、結露による痛みを防ぐためと言われています。
気温や湿度の変化が卵を劣化させる原因にもなりうることから、店によっては常温で販売をしているということです。
ただし卵を購入した後に自宅で保管する場合は、やはり冷蔵庫での保管がおすすめです。
賞味期限切れの卵を使う場合にオススメのレシピ
卵パックを落として何個も割ってしまったときや、賞味期限切れの卵がたくさん残っているときは、使い道に悩んでしまいますよね。
そこで今回は、卵をいっきに大量消費できるオススメのレシピを3つご紹介します!
朝ごはんにぴったり!(卵3個使用)
<高級ホテルの朝食みたいなオムレツが”卵焼き”よりも簡単にできる料理方法>
自宅で本格スパニッシュ!(卵6個使用)
<スパニッシュオムレツ>
パーティーなどおもてなし料理にぴったり!(卵大量使用!!)
<今までのキッシュとはかなり違う – 4種類のキッシュ>
まとめ
今回は、生卵の賞味期限などに関する疑問についてまとめてみました。
ポイントは4つ!
- 卵のパックに記載されている賞味期限は、「生食ができる期限」
- 賞味期限切れの卵も、加熱調理すれば約10日ほど過ぎまでは食べられる
- ひび割れ、殻を割ったあとの卵は、約2~3日中に消費する
- 卵は常温での保存も可能だが、自宅では冷蔵庫保管がおすすめ
冷蔵庫に卵がたくさん残っている方は、ぜひ大量消費レシピを参考にしてみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。