妊娠中はカフェインを摂り過ぎてはいけないということは皆様ご存知だと思います。
しかし、実際緑茶は1日に何杯まで飲んでいいのか気になりませんか?
コーヒーは1日に2~3杯までならOKとよく耳にしますが、緑茶やその他の飲料はなかなか聞いたことがないですよね。赤ちゃんを思うとどれくらい飲んでもいいの気になるところだと思います。
実は緑茶のカフェイン含有量はコーヒーよりも少なく、湯呑サイズなら1日5杯までなら大丈夫です。
ですが、それはあくまで緑茶だけを飲んだ場合の話。他のカフェイン入りの飲み物とトータルで考えていく必要があります。
この記事では妊婦さんが飲み物から摂取して大丈夫なカフェインの目安をお伝えします。
カフェインについての知識を身につけて元気な赤ちゃんを産めるよう、万全な体制を整えておきましょう!
妊娠中の緑茶は1日湯呑5杯までOK!
妊娠中のカフェイン摂取量ですが、日本の厚生労働省は明確な基準を示している訳ではありません。
WHO(世界保健機構)が提唱するのは1日200mg、国によっては100mgまでが妊婦さんには影響のないカフェイン摂取量と言われています。
緑茶湯呑1杯100mlに含まれるカフェインの量は20mg。よって1日5杯までは緑茶を飲んでも影響はないと言えるでしょう。(ペットボトルなら1本分)
ただし!これは緑茶だけしか飲まない前提の話です。
他にもカフェインが入っている飲み物を沢山飲んでいれば、1日のカフェイン総量はオーバーしてしまうので注意が必要ですよ。
その他の飲料は? カフェインの飲み合わせにご注意!
1日に緑茶だけではなくコーヒーや紅茶を飲む方もいらっしゃいますよね。
それぞれの1杯あたりのカフェイン含有量を見てみましょう。
- 玉露…160mg
- 抹茶…45mg
- ドリップコーヒー…135mg
- インスタントコーヒー…65mg
- 紅茶…30mg
- ココア…45mg
- 烏龍茶…30mg
- コーラ…10mg
コーヒーはカフェイン含有量が高く、ほとんどの缶コーヒーが100mgを超えています。
またこれは1杯あたりなので、紅茶や烏龍茶など500mlのペットボトルで飲む機会があるものは注意が必要です。
コーヒーも2~3杯は大丈夫とのことでしたが、含有量を見ると1杯までに抑えたほうが良さそうですね。
1日にカフェイン摂取量が100mgを超えないように、それぞれの飲み物を調整して飲むようにしましょう。
妊娠中におすすめのノンカフェイン飲料をご紹介
カフェインの摂り過ぎは赤ちゃんの発育異常や流産などを引き起こすため、控えなければなりません。
そこで、ノンカフェインのおすすめ飲料をご紹介していきます。これならカフェインを気にすることなく食事やティータイムを楽しめますよ。
ルイボスティー
こちらのメーカーは数少ない最高品質のスーパーグレード、しかもオーガニックなので妊婦さんでも安心です。
値段は少しお高めですが、1パックあたり約1リットルのルイボスティーが出来ますし、1袋で1か月は持つのでトータル的に見るとコスパの良い商品です。
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以下の記事で妊娠中にオススメのルイボスティーをまとめているので、妊娠中の健康を最優先に守りたい妊婦さんはチェックしてみてください。
麦茶
代表的なノンカフェインの飲み物ですね。ミネラルも含んでいるので、健康にも良いですよ。
ゼロカフェイン緑茶
あの生茶からゼロカフェインの緑茶が出ました。ご飯の時は緑茶!という方にもおすすめですよ。
カフェインレスコーヒー
コーヒーを毎日飲む方におすすめ。99.7%カフェインカットで、優しいお味ですよ。
カフェインレスカフェオレ
インスタントですが美味しいですし、妊婦や授乳中の友人が自宅へ来た際にも出しています。
まとめ
カフェイン含有量を見ると、緑茶だけなら1日に5杯まで大丈夫なことがわかりましたね。
ですが、現実的に1日中緑茶だけを飲む人は少ないでしょう。
他にもカフェインが含まれる飲料は多いので、それぞれカフェインの量を確認しながら1日200mgまでに抑えるようにすると安心です。
緑茶であればお湯で薄めて飲むなどで調整することも可能ですよ。
ノンカフェインやカフェインレスな飲料もうまく取り入れながら、無理をしないマタニティライフを過ごされてくださいね。