間違った時期にスクワットをしてしまい、お腹の赤ちゃんや自分の体の負担になったら大変ですから、ぜひ知っておきたい情報ですよね。
この記事では、
- 妊娠中のスクワットはいつからするべきか?
- 妊娠中のスクワットにはどんな効果がある
- 正しいやり方と回数
- 妊娠中のスクワットの注意点
こんなことについてご紹介します。ぜひご参考にしてくださいね。
妊娠中のスクワットはいつからしたらいいの?
一般的に、安定期を過ぎた5カ月ぐらいからスクワットをすると良いと言われています。
しかし、お腹の赤ちゃんや妊婦さんの状況によって個人差があります。
かかりつけ医に相談してからスクワットを始めるのが良いでしょう。
妊娠中のスクワットには嬉しい効果が満載!
まずは妊娠中のスクワットで得られる6つの効果についてご紹介します。
どんな効果が得られるのか分からないとやる気出ませんからね。
出産時に体力がつく
初産の場合、出産に平均15時間ぐらいかかると言われています。
スクワットは陣痛に耐えられる体力をつけるのに最適です。
子宮口が開きやすくなる
子宮口が開きにくいと陣痛が長引きます。
妊娠中にスクワットを行うことで骨盤周りの筋肉が鍛えられますので、子宮口が開きやすくなります。
産道に脂肪がつくのを防ぐ
妊婦さんは産道に脂肪がつきやすいと言われています。
産道は赤ちゃんが出産時に通る道ですが、産道が脂肪によって狭くなっているとその分赤ちゃんが通りにくくなり難産の原因になります。
骨盤底筋を緩やかにする
骨盤底筋が締まりすぎていると、いきんだときに骨盤底筋に力が入りすぎて赤ちゃんがなかなか降りてこられません。
また、骨盤底筋を鍛えると会陰の伸びがよくなりますので、会陰切開を回避できる可能性が高くなります。
産後の体力回復が早くなる
妊娠中にスクワットして骨盤周りの筋肉を鍛えておくと、産後に骨盤が支えられるため回復が早くなります。
産後に骨盤がぐらぐらだと痩せにくかったり腰痛の原因になったります。
足のむくみが解消する
妊娠中は血流が悪くなり、非常に足がむくみやすくなっています。
スクワットは血流を改善する効果もあります。
妊娠中のスクワットの正しいやり方と適切な回数
妊娠中のスクワットの正しいやり方は?
両足を肩幅より少し広げ、背筋を伸ばしたままゆっくりしゃがむ。
勢いをつけず少し間をおき、ゆっくり立ち上がる。
有酸素運動であることが大切なので、スクワットしながら深呼吸するのを忘れないようにしましょう。
適切な回数は?
1日に50回程度が適切です。
50回休みなしでやるのではなく、「1セット10回を1日に5回」などのように体に負担がかからない程度に休み休み行ってください。
【必読】妊娠中のスクワットで注意したいこと
妊娠中のスクワットの注意点は次の通りです。
やりすぎたり、間違った方法で行わない
良かれと思ってついやりすぎてしまう場合もありますが、妊娠中のスクワットをやりすぎたり間違った方法で行うことで以下のような危険があります。
- 子宮口が広がりすぎて破水する可能性がある
- ひざ、腰、股関節に痛みが出る
なので、回数や方法には注意が必要です。
かかりつけ医の指示に従う
かかりつけ医から安静にするよう指示があった場合、スクワットはしないようにしましょう。
無理をすると早産になる危険があります。
慣れていない場合は転倒に注意する
妊娠中はお腹が大きく身体が不安定です。
普段スクワットをしていない人はなおさら転倒の危険がありますので、壁や手すりにつかまってスクワットを行うようにしましょう。
まとめ
- 妊娠中のスクワットは安定期を過ぎた5カ月から始める
- 妊娠中のスクワットは通常のスクワットと少し違うので注意!
- 回数は1日に50回程度
- 注意点を必ず守って無理せずスクワットをする
妊娠中のスクワットは安産に効果があると言われています。
私も安定期を過ぎたころからスクワットをしていました。
分娩時間は5時間、産後の回復も比較的早かったので、スクワットの効果かな?と思っています。
無理は禁物ですが、安産のためにもスクワットをぜひ試してみてくださいね!