煮物などを作る時に活躍してくれる道具が「落し蓋」ですよね。
落し蓋をすることで、煮汁が少なくても料理にしっかりと味をしみこませることが出来て、さらに煮崩れを防止することも出来ます。
また、落し蓋の裏に灰汁がつくので、料理の後に灰汁を簡単に取ることも出来ますし、落し蓋をすることで、料理をする時間を短縮することも出来ますよ!
私も料理をしますが、実は我が家には落し蓋はありません。
落し蓋はなくても、落し蓋の代わりになるものをうまく活用して煮物などを作っています。
そこで今回は、料理を作る時に落し蓋が無くても、代わりに使うことが出来る落し蓋の代用品についてお伝えします。
落し蓋の代用品・アルミホイル
落し蓋がない時に代用として使われることが多いのがアルミホイルです。
アルミホイルでしたらどの家庭にもあるものですし、手軽に使うことも出来る落し蓋の代用品です。
アルミホイルを使う時は鍋の大きさに合わせてカットして使えば良いのですが、ちょっとひと手間を加えてからアルミホイルを使うのがおすすめです。
アルミホイルを適度な大きさにカットしたら、シワをつけてから落し蓋にします。シワをつけることで料理の灰汁を取ることが出来るようになりますよ!
アルミホイルのシワの部分に灰汁がついて、灰汁を取る事が出来るという仕組みです。
また、フォークなどでアルミホイルに穴をあけてから落し蓋にすると、煮込んでいる時にアルミホイルがずれないようにすることが出来ます。
使った後は捨てるだけで良いので片付けの手間もかかりません。
落し蓋の代用品・クッキングシート
落し蓋の代用品として使われることがあるのがクッキングシートです。
クッキングシートを使う時は、鍋の大きさに合わせてカットして適度に穴をあけてから使います。
穴をあけるのは、アルミホイルの時と同じ理由かあるからで、穴をあけてから使うことでクッキングシートがすれてしまうことを予防することが出来ます。
適度な間隔をあけて、ハサミなどを使って穴をあけてからクッキングシートを落し蓋の代わりに使いましょう。
クッキングシートは使った後に洗う手間もなく捨てるだけで良いので、使った後の片づけの面でもアルミホイル同様に楽で便利です。
落し蓋の代用品・お皿
鍋の大きさよりも一回りくらい小さいお皿を落し蓋の代わりに使うという方法もあります。
お皿だと重みもあるので落し蓋にしたときにお皿がずれる心配もありません。
料理を煮込む時に上に乗せるだけで良いので手軽に落し蓋の代用品として使うことが出来ますよ!
ですが一つ注意が必要なこともあります。
お皿の温度が高温になって、直に触ってしまうとやけどをしてしまう危険もありますので、お皿を取るときはやけどに注意して、手で触らないように気を付けてくださいね!
落し蓋の代用品・キッチンペーパー
キッチンペーパーを落し蓋の代用品として使うことも出来ます。
鍋の大きさに合わせてキッチンペーパーカットして使うだけで良いうえに、使い終わった後は捨てるだけで良いので手軽に使うことが出来ます。
ですが、キッチンペーパーの素材によっては破れやすいので、キッチンペーパーを使う場合は不織布の物を使うと良いですよ!
反対に、パルプ素材の物は破れやすくなります。
不織布タイプのキッチンペーパーは耐水性もあるので、キッチンペーパーを落し蓋の代用として使う場合は不織布の物を選ぶことをおすすめします。
まとめ
- アルミホイルを代用品として使う時はシワをつけてから使用することで灰汁を取る効果もある
- クッキングシートを適度な大きさにカットして落し蓋の代用品として使うことが出来る
- アルミホイルやクッキングシートを使う時は、穴をあけてから使うことで浮いてしまうことを防ぐことが出来る
- 鍋の大きさよりも一回りくらい小さいお皿も落し蓋の代用品として使うことが出来る
家に落し蓋が無くても、落し蓋の代わりになるものを使えば問題なく料理を作ることが出来ます。
アルミホイルやクッキングシートを代用品として使う時は、表面に穴をあけてから使うことで煮込んでいる時にずれてしまうのを予防することが出来ます。
キッチンペーパーを代用品として使う時は、不織布タイプの物を選ぶと破れにくいですよ!
アルミホイルにシワをつけてから使うことや、クッキングシート、キッチンペーパーを使うことで灰汁も吸着してくれるので便利です。
お皿を代用品にするときは、やけどに注意して使用してくださいね!