ピスタチオの食べ過ぎは体に悪い?便秘・ニキビ増加、太るとの声も

お酒のアテとして一緒に食べると美味しいピスタチオ。

殻を剥くのは面倒ですが、不思議とクセになる味で一度食べ出すとなかなか手が止まらなくなるんですよね。

ナッツ類としてはとても栄養価が高いこともあり、積極的に食べているという方も多いようです。

しかし、ピスタチオを食べ過ぎるのは逆に体に悪いということも言われているんだとか。

そこで今回この記事では、

・ピスタチオを食べ過ぎるのは体に悪いのか?
・ピスタチオは一日にどのくらい食べるのが適量なのか?
・ピスタチオを効果的に食べるにはどうすればいいのか?

ということについてご紹介していきたいと思います。

ピスタチオの食べ過ぎは体に悪い?

ナッツ類のなかでも特に栄養価が高いと言われているピスタチオですが、食べ過ぎると体に悪いというのは本当なのでしょうか?

ピスタチオに限ったことではないのですが、どれだけ健康に良いと言われる食べ物でも食べ過ぎると体に悪い影響を与えるものです。

意外とカロリーが高いので太る

ピスタチオの場合、栄養価が高い反面実はカロリーが非常に高いです。

ピスタチオ100gあたりのカロリーはなんと615kcal!

これは、白ごはんお茶碗2杯分に相当するカロリーなんですよ。

ですので食べ過ぎると太る原因にもなってしまうのです。

ニキビや吹き出物が増える

ピスタチオの食べ過ぎによる体に与える悪影響としては、ニキビ(吹き出物)の原因になり得るということも挙げられます。

ピスタチオを始めとするナッツ類には、非常に豊富な脂質が含まれています。

そのため食べ過ぎると皮脂の分泌量が多くなりすぎ、それが原因となってニキビ(吹き出物)ができやすい肌質になっていってしまうというわけなんです。

下痢・便秘・腹痛などの原因にも

ピスタチオにはフルクタンという過敏性腸症候群の症状を悪化させる原因となる糖質の一種も含まれています。

そのため、ピスタチオを食べ過ぎることで腸の動きが活発になりすぎ、腸内のガスが増えるなどして胃腸に悪影響を与えてしまいます。

そうすることで下痢や便秘、腹痛を引き起こしてしまう危険性もあるのです。




ピスタチオ1日の適量はどのくらい?

ピスタチオを食べ過ぎるとどのような悪影響が生じるのか、上でご紹介した通りなわけなのですが、ではそれを防ぐためには一日に食べても良いピスタチオの量はどのくらいなのでしょうか。

ピスタチオの一日に食べても良い適量というのは、目安として「片手に乗りきる量」ということが言われています。

これは粒数にするとおよそ30粒程度、グラム数にすると約40gといったところでしょうか。

ナッツ類って無意識的にどんどん食べてしまいますし、気付いたら一袋全部食べていたなんてことはざらにあると思います。

なのでピスタチオ30粒なんてすぐに食べきってしまいそうなものですが、ついつい食べ過ぎてしまわないように気を付けてみてくださいね。

ピスタチオの効果的な食べ方

先ほどから何度も言っているように、ピスタチオは栄養価が豊富に含まれているナッツです。

そのため、食べ方を意識すればそれらを効果的に摂取することができるんですよ。

ピスタチオには脂質が豊富に含まれていると先述しましたが、この脂質は不飽和脂肪酸という健康に良い脂質なのです。

これは熱を加えた時点で栄養価が低減してしまうので、充分に摂取するにはピスタチオを加熱せず、そのままの状態で食べるのが一番効果的な食べ方だと言えます。

食べるタイミング

ピスタチオを食べるタイミングなのですが、食事する30分前~食後1時間半までがベストなタイミングです。

なので、食後のおやつとして食べるのがタイミングとしては良いのかもしれませんね。




【まとめ】ピスタチオは食べ過ぎに注意すれば健康に良いナッツ!

ナッツのなかでもピスタチオが特に栄養バツグンだったとは、意外だったような気がします。

・ピスタチオを食べ過ぎるとニキビができやすくなったり胃腸が弱くなったりする危険性がある
・ピスタチオは30粒程度までが一日に食べても良い適量と考えられている
・ピスタチオは加熱処理はせず、食前30分~食後1時間半までに食べるのが効果的

手軽に栄養を摂取できるということでついついたくさん食べてしまいそうになりますが、適量を守って美味しく健康的に食べましょうね!










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