大体どれくらいの時間浸けていたらいいんだろう?」
今回はそんな疑問を解決していきたいと思います。
【もくじ】
・りんごを塩水に浸ける時間は1分でOK
・塩水以外でりんごの変色を防ぐ方法
りんごが食べたくて買ったはいいものの、ひとりで1個食べるのは厳しいなぁ…。
と、半分に切ったりんごを保存するために色が変色してしまわないように塩水に浸けるという方法を取る人も少なくないでしょう。
このとき、疑問に感じるのが「塩水に浸けるのはどれくらいの時間なのか?」ということ。
これは案外短い時間で良くて、たった1分でいいんですよ!
むしろ長い時間浸けることの方が良くないみたいです。
ということで今回は、主婦歴5年目の私がそんな疑問を解決していきたいと思います。
りんごを塩水に浸ける時間は1分でOK
りんごを塩水に浸けるときは、その時間に気を付けなければなりませんよ!
塩水につける時間は1分がベスト
りんごを塩水に浸けるなら、1分くらいにしておきましょう。
「たった1分でいいの!?」
と思ってしまいますが、逆にそれ以上の時間塩水に浸けるのはおすすめしません。
長い時間浸ければ浸けるほど、りんごに塩味が移ってしまいます。
また、それだけでなくりんごの栄養成分が塩水に流れ出ていってしまいます。
ですから、長くても1分以上浸け置かないように気を付けましょう。
塩水の濃度は0.5%
りんごを塩水に浸けるうえでもうひとつポイントになるのが、塩水の塩分濃度です。
一番理想的なのは、0.5%です。
水200mlに対して塩はたった1gで十分です。
これくらいの塩分濃度であれば、りんごを塩水に浸けてもりんごが塩味になってしまうということはありません!
塩水でりんごの変色が防げるのはなぜ?
りんごを塩水に浸けるだけで、りんごの変色が防げるというのはなんだか不思議ですよね。
分かりやすく言えば、りんごを塩水に浸けることでコーティングされている状態になります。
そもそもりんごが変色してしまうのは、りんごが空気に触れてしまうことによって起こっています。
りんごに含まれているポリフェノールという成分が空気に触れてしまうと、化学反応を起こして茶色く変色してしまうというのです。
しかし、そうなってしまう前に塩水の膜をりんごに張ることでその作用を防御してくれているということなんです。
塩水以外でりんごの変色を防ぐ方法
りんごの変色を防ぐ方法としては、塩水に浸ける以外の方法もいくつかあります!
砂糖水に浸ける
ひとつめは、砂糖水に浸けるという方法です。
水200mlに対して砂糖は大さじ1です。
砂糖をよく溶かしたら、そこにりんごを5~10分ほど浸けておくだけです。
この方法は多くのパティシエがお菓子作りをするときに活用する方法なんだとか!
はちみつ水に浸ける
ふたつめは、はちみつを溶かした水に浸けるという方法です。
水200mlに対してはちみつは大さじ2です。
先にご紹介した砂糖水よりも濃度の高いものになります。
浸けておく時間は30秒ほどで大丈夫!
はちみつの甘さがりんごによく合って美味しいですよ。
レモン水に浸けておく
みっつめは、レモン水に浸けておくという方法です。
水200mlに対してレモン汁は小さじ1です。
ここにりんごを2分ほど浸けておきます。
ここで注意して欲しいのは、レモン汁の量や浸けておく時間についてです。
レモン汁の量が多くなってしまったり長く浸けてしまうと、りんごにレモンの味が付いてしまい酸っぱいりんごになってしまいますよ。
炭酸水に浸けておく
最後にご紹介する方法は、炭酸水に浸けておくというものです。
なにもフレーバーがついていない普通の炭酸水はもちろん、炭酸が入っていればなんでも大丈夫なので極端な話、コーラやジンジャエールなんかでも問題なく使えますよ。
5分くらい浸けておけばいいでしょう。
ノンフレーバーの炭酸水ならりんごの風味がついて、それはそれで美味しく飲めますよ!
りんごは0.5%の濃度の塩水に1分浸けるだけ!
りんごを塩水に浸けるときは、その時間と塩水の濃度がポイントとなってくるということが分かりましたね!
しかし、塩水に浸けるとやはり多少なりとも塩の風味は付いてしまいます。
それが苦手だという人も中にはいるでしょう。
そんな人は、今回ご紹介した他の方法を是非試されてみてくださいね!