シリカゲルの危険性!もしも誤飲してしまったらどうなる?

お菓子の袋の中などによく入れられている乾燥剤のシリカゲル。

シリカゲルの袋に注意書として「食べないでください」などの文言が書かれているので、食べてはいけないものだということは大人はよく知っています。

ですが、こどもたちはお菓子と間違えてしまう可能性も大いにあり、誤飲や誤食の危険があります。

もしこどもやペットが間違えて食べてしまったら…!?

ということで今回は、

・シリカゲルにはどんな危険性があるの?
・もしシリカゲルを誤って飲み込んでしまったらどうすればいいの?
・もしペットや赤ちゃんが誤って食べてしまったとき、どのように対処すればいいの?

ということにつてご紹介していきたいと思います。

シリカゲルの危険性とは?

シリカゲルというのは、珪酸という物質が脱水してゲル状になったもののことを指します。

吸着力が非常に強く、一般的にはお菓子や薬剤の乾燥剤や脱水剤として用いられています。

シリカゲルのなかには、一定の吸水量を超えると変色するように作られているものがあります。

これには青い塩化コバルトが使われており、この成分は非常に危険なものとして認識されています。

塩化コバルトには発ガン性があるという報告もされており、国によっては廃棄の規制がかかっていることもあるほどなのです。

ですが、シリカゲルの入っている袋を開けずにお菓子などと同封しているだけなのであれば私たちには特に害はありません

使用目的通りに使えていればなんの問題もないということです。

もしも誤飲してしまったらどうなる?

大人はお菓子の袋にシリカゲルが入っていたら「食べてないけないもの」として認識することはできますが、こどもはそうではありません。

キラキラとしているので魅力的に感じたり、美味しそうに見える場合もあるかもしれません。

シリカゲルを誤飲してしまったというハプニングは、意外と起こりやすいことなのです。

では、もしシリカゲルを誤飲してしまったらどうなってしまうのでしょうか。

シリカゲルには発ガン性があるということを先述しましたが、毒性はほとんど無いのでもし誤飲してしまっても中毒を起こしてしまうということはほぼほぼ無いと言っていいでしょう。

また、お菓子などに入っているシリカゲル一袋を誤飲してしまったところで異変は起こりにくいです。

ですが、さすがに何袋も続けて誤飲してしまった場合には嘔吐や下痢といった症状が出てきてしまう可能性はあります。

さすがにシリカゲルを何袋も放置しておくということは無いと思いますが、どこかで使おうとまとめて保存している、なんていう人がもしいれば注意しなくてはいけませんね。

絶対にこどもやペットの動物の手に届くような場所には置かないようにしてください!




ペットや赤ちゃんが万が一食べてしまった場合の対処法

いくら気を付けていても「絶対」ということが無いのが子育てだったりしますよね。

ちょっと気を抜いた瞬間に赤ちゃんやペットがシリカゲルを誤って食べてしまった…!

そんなことは育児をしていれば十分にありえることなのです。

もし、シリカゲルを誤食してしまった場合どうやって対処すればいいのでしょうか。

まずは水や牛乳を飲ませて様子を見るようにしましょう。

無理に吐かせる必要はありません。

それで特に異変が起こらなければ問題は無いと思ってもらっても構わないでしょう。

ですが、口の中が赤くなっていたり腫れ上がっている場合はすぐに医療機関を受診するようにしてください。

【まとめ】シリカゲルを誤飲誤食してしまったときは冷静な対応を!

日常せいかつのなかでシリカゲルを見付けることは多々あります。

ですが、こどもやペットと一緒に暮らしている環境であればその分危険と隣り合わせでもあるのです。

・シリカゲルには発ガン性があるということが言われており、国によっては廃棄の規制がかけられているほど
・シリカゲルを誤飲してしまっても中毒を起こすことはほぼ無いが、嘔吐や下痢を引き起こしてしまうことがある
・赤ちゃんやペットがもしシリカゲルを食べてしまったら、まずは水や牛乳を飲ませて様子を見る

もし誤って口にしてしまったとしても、この記事でご紹介した方法で冷静に対処するようにしてくださいね!










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