私自身も2度の出産を経験しましたが、その度に体型は大きくなっていき、悩んだ1人です。
そんなママさんの多くが、育児時間に追われつつ「ま、いいか」と諦めモードに入ってしまいがち。
今回は、そんなママさんのためにとっておきの情報を用意しました。
この記事を読んでくださったあなた、元の体型をゲットするチャンスです!
産後太ったままはヤバい!恐怖のデメリット
デメリットといえば必ず挙げられるのが、どうしても食欲旺盛による体重増加。
育児は意外とハードですから、多少の食欲は仕方ないにせよ、カロリーオーバーは健康値に大きく作用してきます。
育児や家事で疲れてくると、体を動かすのも苦痛になることがありますが、これが落とし穴!
体内の脂肪をため込みやすくなり、肥満の原因になってしまいます。
肥満といえば「生活習慣病」とも言われ、脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病をも引き起こします。
産後なので一息つきたいところですが、ここらで生活を見直すことが大切ですね。
産後太ったままになってしまう原因とは?
第1に、産後はホルモンバランスの変化によって基礎代謝が低下しますので、なにもせずに生活しているとどんどん太っていきます!
痩せにくい体に自然と変わっているということなので、これを一刻も改善しなければなりません。
妊娠中に体内で増えた糖質によって血糖値を下げる「インスリン」の働きが悪くなるといわれています。
食生活を見直し、バランスの取れた食材を毎日食べるのが理想ですが、育児に忙しいママさんには難しいかもしれません。
おやつをお菓子ではなくフルーツやヨーグルトに変えるだけでも違います。
鶏肉や豆製品などの良質なたんぱく質を多めに摂るようにするといいでしょう。
第2に、出産による骨盤のゆがみが挙げられます。
妊娠によって大きくなっていくお腹を支える骨盤、そしてその周辺の靭帯が緩んでくるのは珍しいことではありません。
そういう状態でないと赤ちゃんが産道をくぐってこれないのですから。
ということは骨盤のケアをしないでいると、出産後の開いた骨盤に内臓が入り込む状態になりやすいです。
この状態が続くと胃や腸の本来の動きも悪くなり、代謝も自然と悪くなってしまうのです。
元の体型に痩せるにはどうすればいい?
結論から言うと「体を動かす」これに尽きます!
そして運動しながら食生活も変えれば痩せることは簡単ですよ。
産後は落ち着くまでジムに通ったり、激しい運動もできないので、家でも簡単にできる運動がおすすめ。
しかも赤ちゃんと一緒にできるという、ママには最高のダイエットがあるんです!
子ども中心に考えて体を動かす
家の中でもお散歩でも、抱っこひもで赤ちゃんとくっつきましょう。
そして家事や外出するだけで、結構疲れますよ。
そう、赤ちゃんの体重分負荷がかかるのでいつもよりカロリーを消費しているのです。
6ケ月くらいなら赤ちゃんも8キロ~10キロほどになっているので、1人で歩くより緊張して背筋も自然と伸び、姿勢も良くなるはずです。
また、ベビーカーを使う時はお腹に力を入れて腹式呼吸をしながら歩くのがおすすめです。
1日の食事回数を増やす
食事回数を増やしても、量は変えないのがポイント。
3食で摂っていた量を5回くらいに分けて調整します。
そのうちの1食を低カロリーのおやつに(ヨーグルトや牛乳寒天など)変えるのもストレスなく食事制限が続けられるコツです。
【体験談】産後ダイエットの具体例
私自身の例ですが、産後は食事を管理する余裕も取れなかったので「骨盤体操」をしました。
骨盤のゆがみ・ズレは産科でも注意されていたので、産後に付ける骨盤ベルトを着用して普通の生活を送るだけで半年くらいで下半身はだいぶスッキリしてきましたね。
そこに体操を加えて体も動かし、一石二鳥のダイエットになりました。
そんなに難しいものではありません、決して無理をしないのが続けられるコツです。
①肩幅に足を開き、頭は動かさずに左右に下半身を10回ずつ動かします。
②そのまま、今度は下半身を前後に10回ずつ動かします。
慣れてきたら回数を増やしたり、他の体操もネットで検索するといろいろな体操もあるので参考にしてみてください。(個人差がありますので、必ずダイエットになるというものではありません)
産後太りは誰にでもあるが早めの対策を
約3000グラムまで大きくなった赤ちゃんを体内で育て、この世で送り出せるのはお母さんだけです。
その喜びに比べれば、産後のダイエットはつらいものでなないと私は思います。
そのまま放っておくほうが産後の体にも育児にも影響しますので、自分に合ったケアを見つけて頑張りましょう。
※生活習慣病には気を付ける
太ったままというのは産後でなくても普通の生活で誰にでも起こりえることです。
産後は体も弱っていますから、決して無理のない食事療法や運動療法を産婦人科医や助産師に相談するのもいいでしょう。
※骨盤ケアは産後すぐから行う
おそらく出産前から指導があると思います(母子手帳交付の自治体によって違います)。
ない場合は助産師や看護師に問い合わせれば教えてくれます。
ベルトなどの道具を使ったり、体操をすればたいてい改善が期待できますので、無理のない範囲で挑戦しましょう。