「塩コショウの賞味期限っていつまでだっけ?」
「賞味期限が切れからどのくらいもつの?」
この記事はそんな疑問を抱える人に向けて書いています。
料理の味付けには欠かせない塩コショウ。
きっとどのご家庭にもあるものだと思います。
でも、賞味期限って考えられたことはありますか?
購入するとき、賞味期限など気にせず購入してしまいませんか?
知らずに賞味期限が切れた塩コショウを使ってたらと考えると少し不安になりますよね。
この記事ではそんな不安を抱えた人に向けて
「塩コショウの賞味期限っていつまで?」
「賞味期限切れからどのくらいもつ?」
「料理以外の使い道って何かある?」
に関してお伝えします。
塩コショウの賞味期限はいつまで?
A.約2〜3年
メーカーにもよりますが、塩コショウの賞味期限は2~3年と定められています。
パッケージに表記されているので分からない場合は確認してみてください。
賞味期限は未開封でも開封後でも同じです。
もし賞味期限が切れても常温でしっかり保存してあれば使っても大丈夫です。
逆に保存方法がよくなければ賞味期限内でも風味がなくなる場合があります。
保存方法としては、常温で湿気の少ない場所にしっかり封をして保管した方が良いです。
湿気など多い場所での保管はカビが発生しやすくなるため、開封後の保管場所は気を付けましょう。
冷蔵庫に入れるとカビの原因になることもあるので常温で保存すべきです。
賞味期限切れからどのくらいもつ?
未開封:保管状態にもよるが1年くらいは平気
開封後:保管状態にもよるが半年以内には使い切ったほうが良い
塩には賞味期限がないので、塩だけだったら基本いつまでも大丈夫です。
ただし、コショウは時間とともに風味が落ちてしまうので、料理として使うならなるべく賞味期限以内に使うようにした方が良いです。
また、湿気が入るとカビが生えたりすることもあるので、開封後はカビにも注意しましょう。
未開封の目安は1年
未開封の状態であれば、風味が落ちたりカビが生えたりはしづらいです。
なので、高温多湿の場所で保管していなければ賞味期限が切れてから1年くらいは全然大丈夫です。
ただ、3年以上とかになってくると流石に時間が経ちすぎているので、できれば使わない方が無難でしょう。
開封後の目安は半年
開封後はどうしても湿気も入るし風味も少しずつ落ちていきます。
なので、基本は賞味期限以内に使い切った方が無難です。
賞味期限切れのものを使う場合は半年以内に使い切るようにしましょう。
また、塩コショウは腐りはしませんが、カビが生えたりすることはあるので保管場所、保管方法に注意が必要です。
【塩コショウが劣化する3つの原因】
- 使用後、蓋を閉めないでおくと香りが飛散し、風味が損なわれる。
- コンロの近くや直射日光の当たるところに置いておくと熱で品質が劣化する。
- 鍋やフライパンで炒めている肉や野菜の上から容器のまま直接振りかけると、食材から上がる湯気が容器に入り湿って容器の中で固まってしまう。
上記のいずれかに当てはまる場合はあまり良い保管状態とは言えないので、賞味期限切れは使わない方が無難です。
味よりもコショウの風味が落ちてしまうので、賞味期限は目安として香りで判断するのが良いでしょう。
風味がなくなってしまうと、香辛料としての機能は残っていないので、なるべく料理以外で使うことをおすすめします。
塩コショウの料理以外の使い道
かなこ
という方のために、料理以外の使い道をいくつかご紹介します。
・タッパーなどのヌメリを取る
タッパー等の容器で匂いやぬめりが気になるときに塩水を入れて振ると匂いやぬめりがとれます。
・茶渋を取る
茶渋は塩でこすり洗いをすると、とることができます。
・まな板の雑菌を消毒する
まな板は塩で洗い流すと雑菌がとれます。
・フライパンを簡単にキレイにする
鉄の鍋やフライパンに塩を振って拭きとると油汚れを楽に落とせます。
・野菜や果物が茶色くなるのを防ぐ
りんご、なし、じゃがいもなどを、少量の塩を加えた冷水につけておくと茶色くなるのを防ぐことが出来ます。
・入力剤として使う
入浴時に浴槽へ塩をひとつかみ入れて入浴すると、美肌効果や乾燥肌、冷え症、むくみなどに効果があります。
・排水口のにおい防止
お湯と塩を混ぜたものを定期的に排水溝に流すだけで、油汚れがたまらず、においを防いでくれます。
・塩水洗顔でニキビ予防
お湯に塩を溶かして、その塩水で洗顔するとピーリング効果やニキビ肌に効果があります。
・風水のアイテムとして使う
風水では、塩は周囲の邪気を払い、その場を清浄にしてくれるアイテムとされています。
ちえこ
まとめ
- 塩コショウの賞味期限は2年〜3年(開封・未開封ともに)
- 塩コショウの賞味期限切れは未開封なら1年、開封後は半年が目安
食品の劣化は、水分や酸素、細菌などの微生物などさまざまな原因によって引き起こされます。
塩は無機物の為腐らない、コショウは有機物の為風味も落ち劣化するということがわかりました。
サラサラして見た目に変化はなくても、香りがなくなれば風味も劣化しますので香りで判断されると良いですね。