うなぎを毎日食べると体に良い?メリット・デメリットを解説!

滋養強壮に良いとされているうなぎですが、やっぱり毎日食べていると体に良いことばかりなのでしょうか?

いくら体に良い食べ物と世間一般的に言われているとはいえ、少なくともデメリットな部分もあるのではないかと思いますよね。

だとすれば、毎日食べても大丈夫なのか気になるところです。

ということで今回は、

・うなぎは毎日食べていると体に良いの?
・うなぎを食べることによるメリットとデメリットは?
・うなぎはどんなときに食べるといいの?

ということについてご紹介していきたいと思います。

うなぎを毎日食べると体に良い?

うなぎには様々な栄養素が含まれているので、適量の範囲内であればとても体に良い食べ物なのです。

ですが、食べすぎると逆に体に良くない影響もあるんだとか。

ましてやそれが毎日となるとその影響は大きいです。

うなぎにはビタミンAが豊富に含まれています。

適量範囲内の摂取であれば体に良いものではあるのですが、過剰に摂取すると悪い影響を与えてしまうこともあります。

ビタミンAは水に溶けにくい性質を持っているため、体の外に排出されにくい成分なのです。

そのため、ビタミンAを過剰に摂取するとどんどん体のなかに蓄積されていってしまい悪い影響が出てしまうというわけなんです。

ビタミンAを過剰摂取することで、

・頭痛
・食欲不振
・皮膚の乾燥

とった症状を引き起こしてしまう危険性があります。

また、妊娠中の方は特にビタミンAには要注意です。

妊婦がビタミンAを過剰摂取すると、胎児に先天性異常が出てしまったり奇形児になってしまうリスクが高まってしまいます。

ですから、妊娠中のかたなんかは特にうなぎの食べ過ぎには注意する必要があります。

とは言え、まったく食べてはいけないというわけではないですし無理に我慢するとストレスになるので、うなぎ一人前をたまに食べるくらいなら問題ないですよ!




うなぎのメリット・デメリット

毎日食べると体に悪い影響もあるうなぎですが、適量であれば良いこともあるんですよ!

ということで、うなぎのメリットとデメリットについてみていきましょう。

うなぎのメリットとは?

うなぎには主にビタミン・ミネラル・脂質がバランス良く、尚且つ豊富に含まれています。

まずはビタミン類について。

ビタミンAは細菌感染から体を守ってくれる効果があるので、風邪をひきやすい時期なんかには特に摂取した方がいい栄養素です。

ビタミンB1は貧血気味の方におすすめビタミンB2は発育に必要不可欠となる栄養素なんです。

ビタミンB2に関しては様々な食材と比べてみても含有量は特に多く、牛乳の5倍の量が含まれています。

またビタミンDにはカルシウムの吸収を手助けしてくれるはたらきがあるため、骨や歯の形成に必要不可欠な栄養素となっています。

そしてミネラル類について。

カルシウムや鉄分が豊富に含まれていることに加えて、亜鉛も豊富に含まれています。

亜鉛は不足すると味覚障害を引き起こしてしまったり前立腺肥大のリスクが高まるんですよ。

最後に脂質類について。

DHAやEPAが豊富に含まれており、脳のはたらきを活発化させたり脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすリスクを低くしてくれます

うなぎひとつにこれだけのメリットがあるとは、驚きです。

うなぎのデメリットとは?

うなぎのデメリットとして挙げられるのは、先ほどご紹介したビタミンAの過剰摂取によって体に起こり得る異常と、もうひとつ強いて挙げるとすればカロリーを摂りすぎてしまうということです。

うなぎ自体はそれほどカロリーは高くないのですが、食べ方によってはカロリーを摂りすぎてしまうということです。

うなぎを食べるとしたらうな丼やうな重のようなごはんと一緒に食べるスタイルではないかと思うのですが、うなぎを浸けるタレは甘辛くてごはんが進みますよね。

なのでついついたくさんの量のごはんを食べてしまいます。

また、あの甘辛いタレにもそれなりにカロリーがあります。

うなぎをヘルシーに食べたいのであればうなぎだけで、白焼きにしたものを選んで食べた方がいいでしょう。




うなぎはこんな時に食べるべし!

うなぎと言えば、「土用の丑の日」ですよね。

土用の丑の日は毎年7月にやってくるのですが、この季節は段々と気温が高くなってきて体調を崩しやすい時期です。

うなぎには先述した通りビタミンやミネラルが豊富に含まれており、夏バテしているときなんかには特に不足しがちになる栄養素なのでこの時期にうなぎを食べるということは理にかなっていることなんです。

夏バテしているとき以外でも、貧血気味なときや季節の変わり目で風邪をひきやすいときなんかにもおすすめしたい食材です。

【まとめ】うなぎの食べ過ぎは良くないが、適量なら栄養満点の食材だった!

うなぎがいくら体に良い食べ物とは言え、やはり限度はあるんですね。

・うなぎの食べ過ぎはビタミンAの過剰摂取になり頭痛や食欲不振になる可能性がある
・うなぎにはビタミンやミネラル、脂質が豊富に含まれているため体に良いとされている
・うなぎは夏バテ気味のときや貧血気味のときに食べると良い

実際はうなぎは高価な食べ物ですからそう頻繁に食べれないと思いますが、ここぞ!というときにパワーの源として食べるのがいいのかもしれませんね。










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