アスファルトに打ち水する効果とは?【やり方を間違えると逆効果】

エアコンなど、今のような便利な道具がなかった時代から慣習としてある「打ち水」。

エコ意識の高まる今日では、その打ち水文化がまた徐々に広まりつつあるようなんです。

でも、実際のところ打ち水をしたところで体感温度がそんなにも変わるのだろうか?

これまで打ち水をしたことが無い人にとっては、少し疑問に感じるかもしれませんね。

今回この記事では、

・打ち水をしたときの効果はどれくらいあるのか?
・打ち水の間違ったやり方で逆効果になる?
・打ち水の正しいやり方はどうするのか?

ということについてご紹介していきたいと思います!

これを読めば、あなたも打ち水をすることが習慣的になるかもしれませんよ。

アスファルトに打ち水する効果とは?

まずはアスファルトに打ち水をしたときの効果が、どのくらいあるのかということについてご紹介していきたいと思います。

実際に打ち水をしたことが無い人なんかは、「水を撒いただけで本当に涼しくなるの?」と半信半疑に感じているかもしれません。

ですが、これは科学的にもちゃんと実証されていることで、打ち水をすればその一帯がちゃんと涼しくなるのです。

そもそも何故打ち水をすることで涼しくなるのだと思いますか?

それにはふたつの理由があります。

打ち水をして涼しくなる理由①気化熱

打ち水をすることで涼しくなる理由のひとつめが、水を撒くことで地面の熱が大気中に逃げていくから、ということです。

熱くなったアスファルトに水を撒いてその水が蒸発する(気体に変わる)とき、アスファルトやそのまわりから熱を吸収してくれます。

この現象のことを、「気化熱」と言います。

そのため、打ち水をすることで水を撒いたその周辺が涼しくなっていくのです。

打ち水をして涼しくなる理由②五感を刺激

打ち水をすることで涼しくなる理由のふたつめが、打ち水をするという行動そのものが私たちの五感を刺激し感覚的に涼しい気持ちにさせている、ということです。

これは打ち水に限ったことではありませんが、他にも夏の風物詩である浴衣を着るであるとか風鈴の音を聞くといったことでも私たち人間は無意識的に涼しさを感じています。

打ち水をしたところで実際の気温にはなんら変化は表れていないのにも拘わらず、感覚的には数度気温が下がったように感じているのです。

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やり方を間違えると逆効果になることも

打ち水には水を撒いたその周辺を涼しくしてくれる効果があるということは周知されていても、やり方によってはそれが逆効果になることもあるということは意外と知られていないかもしれません。

打ち水は暑いときにやりたくなるので、真夏の昼間に打ち水をしているという人も多いかもしれないですが、実はこれ、間違ったやり方なのです!

アスファルトに水を撒くと瞬時に蒸発していくわけなのですが、真夏の昼間、つまり炎天下のなかで打ち水をするとその周辺の湿度が一気に上がってしまうことになります。

夏場はただでさえ湿度が高めなので、これにより不快指数がぐんと上がってしまい打ち水をしても逆効果になってしまうというわけなんです。

打ち水の正しいやり方

打ち水にはやり方によっては逆効果な場合もあるとご紹介しましたが、では打ち水の正しいやり方とはどんな方法なのでしょうか。

まず、打ち水をするのであれば午前中の、一日のなかで比較的気温が低い時間帯に行いましょう

そうすることで昼間に打ち水をするよりも体感的には涼しくなります。

また、夕方に打ち水をするのも効果的で、日中の炎天下で温度が上がりきった地面をクールダウンさせる効果が見込めるからです。

そして、打ち水をする場所として理想的なのはアスファルトの地面ではなく土の地面です。

アスファルトだと水を溜める能力が低くすぐに蒸発していってしまいますが、土だと保水力が高いのでアスファルトと比べると長時間効果を得ることができます。

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【まとめ】正しい方法で打ち水をし、暑い夏を乗り切ろう!

ただ水を撒くだけの打ち水ですが、正しいやり方に沿って行わなければ効果が得られないとは驚きです。

・打ち水をすれば涼しくなる
・打ち水は夏の昼間に行うと逆効果になる
・打ち水はアスファルトより土の地面にした方がより効果を得られる

これらのことを念頭に、習慣的に正しい方法で打ち水をしていれば暑い夏もなんとか乗り越えられるかもしれませんね!