増税前ということで、車や家のような大きい買い物を考えている方も多いのではないでしょうか。
マイホームを持つことを決めたあと、大変なのが内装決め!
「クロスはどんな色にしよう?」
「キッチンはどこのに決めよう?」
等々、嬉しい悩みが盛りだくさん。
私も最近マイホームを建てたのですが、これからマイホームをお考えのみなさんにおすすめしたいのが「エコカラット」です。
様々な効果を持ち合わせている不思議な石なのですが、最近このエコカラットをマイホームの壁に採用する人が増えています。
ただ、そこで気になるのが持ち家には切っても切り離せない固定資産税。
ということで今回は、
・エコカラットを採用することで固定資産税はどれくらい上がるのか?
・エコカラットを採用したことで付加される固定資産税はどれくらいなのか、その計算方法は?
・そもそもエコカラットを採用することでどんなメリットがあるのか?
ということについてご紹介していきたいと思います。
エコカラットで固定資産税はどのぐらい上がる?
エコカラットの詳細な機能については後述するとして、まずはエコカラットをマイホームに取り入れることによってどれくらい固定資産税が上がるのか、ということからご紹介していきましょう。
エコカラットは贅沢品?
マイホームを建てる際、意外と知らない人が多いのが固定資産税のこと。
マイホームを持つと、年に一度支払わなければならない税金=固定資産税が発生するということまでは知っていても、それがとのようにして算出されているのか知らないという人も多くいるはず。
これをよく理解していないと、ただただ自分好みの家を作ってしまっては固定資産税がえらいことになってしまうこともあるんですよ!
固定資産税は家の設備それぞれに加算されていきます。
例えば、エアコン。
天井埋め込み型のエアコンだと見た目もすっきりしおしゃれな家になりますが、そうすることで家の設備のひとつとして見なされるので固定資産税がその分上がってしまうのです。
少しでも固定資産税を抑えたいのであれば、マイホームが完成してからエアコンを後付けした方がいいということになります。
では、エコカラットはどうなるのでしょう?
エコカラットは家を建てる上でマストな設備ではありません。
つまり、それは「贅沢品」という位置付けになり、固定資産税も余計に付加されることになってしまいます。
ちなみに、マイホームを建てる上で贅沢品扱いになるのは以下のような設備になります。
・全長2.5m以上あるキッチン
・トイレがワンフロアに2つ以上
・トイレに手洗い場を別付け
これ以外にも贅沢品扱いになる設備は色々ありますので、気になる方は一度調べられてみてはいかがでしょう。
エコカラットを付けていても固定資産税に計上されないことも!
「固定資産税が上がるならエコカラットは諦めようかな…」と思っている方に朗報です!
エコカラットを採用しても固定資産税が上がらない例が2パターンあるんです。
〈その1〉エコカラットの貼り付け面積を、壁紙全体の面積に対して1%未満にする
〈その2〉エコカラットを後付けする
どちらかの条件を満たしていれば固定資産税には計上されませんよ!
ただ、エコカラットを自分で貼り付けるのはなかなか難しくコツがいるようなので、あまりおすすめはしません…。
ちなみに我が家はリビングの一角にエコカラットを採用したので、固定資産税には計上されない形となりました。
エコカラットで上がる固定資産税の計算方法をご紹介
では、もし壁一面をエコカラットにした場合など、固定資産税に計上される場合の計算方法をご紹介したいと思います。
これはあくまでも目安で、自治体によっては異なる場合もあるようなので、その点はご注意を。
計算方法はとても簡単です。
《エコカラットを付けたことで掛かった費用》×2/3×0.014
もし、エコカラットを付けるのに20万円の費用が掛かったのであれば、固定資産税で上乗せされるのは1,876円ほどということになります。
年間2,000円弱ということであれば、エコカラットを採用するのにそれほど躊躇しなくてもいいかもしれませんね。
エコカラットはつけたほうがいい?
マイホームを建てる際に初めてエコカラットの存在を知ったという人も少なくないでしょう。
エコカラットには調湿・消臭効果が期待でき、家を建てる地域性だったり生活環境によってはおすすめできます。
私がエコカラットを採用したのには、犬を飼っているからという理由が大きく影響していました。
賃貸時代は部屋が犬臭かったので来客時にはかなり気を遣いました。
が、マイホームに越してきてからはエコカラットのおかげなのか、犬の臭いがそこまで気にならなくなりました。
私と同じようにペットを飼っている人には特におすすめしたいです!
ただ、人や環境によってはエコカラットの効果をあまり感じられないという場合もあるみたいですし、安い買い物では無いのでよく検討なさった方がいいと思います。
【まとめ】エコカラットで上がる固定資産税は意外にも少し!検討の余地あり!?
エコカラットは珪藻土とは違い、湿度を「調節」してくれるというのもなかなか魅力的です。
湿度の高くなる夏場や、乾燥が激しい冬場なんかには重宝しそうですね。
・エコカラットは贅沢品なので、貼り付けると固定資産税が上がる
・採用方法や貼り付け面積に気を付ければ、固定資産税に計上されないパターンもある
・エコカラット採用によって上がる固定資産税はわずかな金額
・エコカラットは、ペットを飼っている人には特におすすめしたい
以上のことを念頭に置いたうえで、エコカラットを採用するかどうか一度検討されてみてはいかがでしょうか?