ユニクロのヒートテックと言えば、寒い冬を暖かく過ごす為の代名詞とも言える存在になっています。(私もヒートテックに頼っちゃってます。)
でも一方で、ヒートテックによる「静電気とかゆみ」に困っておられる方が多いのです。
冬は肌が乾燥しやすい季節なので、この「乾燥」と「静電気」「かゆみ」の関係から「ヒートテックの静電気とかゆみを防止する対策」を考えてみました。
ヒートテックの静電気とかゆみにお困りのあなた!ぜひ参考にヒートテックを気持ちよく着て下さい。
【ユニクロ】ヒートテックの静電気とかゆみの原因
「ヒートテックの静電気とかゆみの防止策」を考える前に、原因を明らかにしておきたいと思います。
静電気って人によって、発生しやすい人とそうでない人がいると思うのですが、静電気が発生する理由として…
①摩擦による静電気
②電気をためやすい体質
③剥離による静電気
の3つがあげられます。
①の「摩擦による静電気」とは、物と物がこすれて発生する静電気ですが、肌着も素材の組み合わせによっては静電気が発生する要因になります。
ユニクロ ヒートテックの素材は、「38% ポリエステル」「32% アクリル」「21% レーヨン」「9% ポリウレタン」になっています。
以下の表からすると、「レーヨン」が静電気を発生しやすい要因になりますが、ヒートテック自体に静電気防止加工がされているので、一般的にはヒートテック単体で静電気が発生する可能性は低いと考えられます。
<出典:ライオン㈱>
②の「電気をためやすい体質」というのは、乾燥しやすい肌質のことを指します。
つまりヒートテックを着て静電気が発生する人は、肌が乾燥しているのです。
乾燥した肌は、角質層が壊れ皮膚に加わる刺激に敏感になり「かゆみ」を感じます。
そしてもう一つ「かゆみ」を感じる原因は、ヒートテックの素材にあります。
ヒートテックは「吸湿発熱繊維」という「汗を吸収して温かくする」素材なので、肌に必要な水分まで奪ってしまい乾燥肌になりやすく又、肌の弱い人には天敵の化学繊維でできています。
【ユニクロ】ヒートテックの静電気とかゆみを防止する3つの対策
①乾燥肌にならない
もともと乾燥肌の人は日頃からケアされているかもしれませんが、乾燥肌にならない為に以下のことをオススメします。
- 熱いお風呂に入らない (お湯の温度は42℃以下)
- 体をゴシゴシ洗わない (石鹸をよく泡立てて優しく洗う)
- 部屋の湿度を保つ (湿度を50%前後)
- 適度な運動をする (適度な運動で血行をよくし、汗をかくようにする)
- 保湿剤を塗る (保湿剤を1日1回必ず塗る)
そして、水分補給や栄養価の高い食事、質の良い睡眠で内側からのケアも大切です。
②衣服の素材の組み合わせに注意する
衣服の組み合わせに注意すれば静電気を溜めこまないので、かゆみを防止することに繋がります。
上記の表を参考にして下さいね!
素材が「綿」の物は、静電気の発生がなく肌にも優しいので、ヒートテックの下に綿100%素材の物を一枚入れると安心です。
③洗濯の仕上げに柔軟剤を使う
柔軟剤に含まれている柔軟成分が繊維の表面を覆うことで、静電気が起こる原因の摩擦を減らします。ヒートテックの、、、というより冬のお洗濯には特に柔軟剤をオススメします。
毎日使う日用品をお得に!楽天・Amazonでチェック▼
ヒートテックの静電気とかゆみを防止するには乾燥を防ぐべし!
以前からヒートテックを着ると「かゆい」という声は多くあり、その原因はヒートテックの素材のように思われがちでしたが、素材だけではありませんでしたね。
ヒートテックの静電気とかゆみを防止するには…
①乾燥肌にならない
②衣服の素材の組み合わせに注意する
③洗濯の仕上げに柔軟剤を使う
です。
ただし、ヒートテックの素材は乾燥肌になりやすく、肌の弱い人は素材に負けて「かゆみ」を感じやすいので、この3つの防止策で防げない場合やアトピーなどで日頃から治療されている方は、ヒートテックを中止するようオススメします。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。