北上展勝地の桜開花予想2018!桜まつり期間・見頃・ライトアップについて

日本のさくらの名所100選にも選ばれ、青森県弘前・秋田県角館と並び、「みちのく三大桜名所」の一つである北上展勝地。

JRの吉永小百合さんを起用したポスターにもなっているので、見たことがある方は多いかと思います。

桜のトンネルが有名で、都市部とは違った、ゆったりとした時間の流れるお花見を楽しむことができます。

今回は、北上展勝地の桜の開花予想、見頃、桜まつり、ライトアップなどについて、ご紹介していきたいと思います。

北上展勝地の桜開花予想!

北上展勝地の桜開花予想は、4月中旬です。

例年の開花日から予測すると、4月20日前後が予想されます。

天候にかなり左右されるので、桜前線情報は欠かさずチェックしておきたいところです。

2017年は、4月17日に咲き始め、4月25日に満開を迎えました。

でも、これは展勝地の桜並木の開花状況で、実は少し小高い丘に登った部分ではこの日まだ5分咲きでした。

展勝地公園は、293㏊(なんと東京ドーム62個分!)もあり、その広大な敷地に約1万本、約150種の桜が植えられています。

4月中旬にソメイヨシノが咲き始め、5月上旬のカスミサクラまで美しさを競い合うように咲き誇ります。

その美しい展勝地の桜を動画でご覧ください。





北上展勝地桜まつり

2017年は4月10日から5月7日まで行われ、全国各地から大勢の観光客が訪れ賑わいました。

開花状況により、開催日が変わるので、北上観光コンベンション協会きたかみ魅力辞典で、最新の情報をチェックしましょう。

HP:http://www.kitakami-kanko.jp/

珊瑚橋から北上川河畔を約2キロに渡る桜並木や、観光馬車、観光遊覧船などを楽しむことができます。

また、桜まつり期間中、展勝地レストハウス前にはたくさんの出店が軒を連ねます。

レストハウスでも、開店当時から地元の人に愛され続けている「展勝地ラーメン」や「展勝地餅」などもいただくことができます。

B級グルメの北上コロッケ(里芋のコロッケ)も食べれますよ!

桜まつり期間中は、様々なイベントが行われます。

*北上川に鯉のぼりを泳がせる

桜まつりの名物にもなっている北上川の両岸約200メートルを結ぶ鯉のぼり。

子供たちの健やかな成長を願って、約300匹の鯉のぼりが大空を泳ぎます。

この鯉のぼりは、北上市民の有志が、家に眠るこいのぼりを雄大な北上川に泳がせようと始まったものです。

今年で30回目。東日本大震災が発生した2011年を除き毎年掲揚され、市民に観光客に愛されてきた景色です。

筆者も子供のころ、何度も訪れ、その雄大な姿と対岸の桜を眺めるのが大好きでした。

*観光馬車

桜のトンネルを約20分馬車に揺られながら走る、ノスタルジックな雰囲気たっぷりの観光馬車で大人気です。

天候により運休もありますので、ご注意ください。

料金

大人: 500円

小学生以下: 300円

3歳未満: 無料

 

*渡し舟運航

北上川の右岸と左岸をむすびます。桜まつり期間中だけのイベントです。

雨天時や増水時はお休みとなります。

北上駅から会場に向かう時に乗ると、スムーズに桜まつり会場に行けますよ。

乗船料
(テキスト)

大人: 350円

小学生以下: 200円

未就学児: 無料

*民族芸能舞公演

岩手県北上市に伝わる民俗芸能「鬼剣舞」を見ることができます。

市内の中学校では、運動会で生徒たちが披露するほど、地元で大切にされている民俗芸能です。

迫力のある舞を堪能してください。





夜間ライトアップは?

ライトアップは実施されます。

期間は、桜の開花~散り始めとなっています。

  • 時間: 18:00~21:00
  • ライトアップ場所: 桜並木

北上展勝地アクセス・駐車場情報

JR北上駅から展勝地の桜並木入り口まで、徒歩約20分 タクシー約10分

桜並木入り口から展勝地レストハウスまでは約2キロあります。

桜樹木の保全・育成のための駐車協力金として1台300円かかります。

車でのアクセスですが、以前に比べ大幅に駐車台数が減りました。

例年桜の時期には大渋滞が起こり、駐車するために2・3時間かかることもあります。

珊瑚橋を渡る手前、北上駅付近に車をとめ、渡し舟で展勝地へ渡るのが、渋滞を避けられるおすすめのルートです。

どうしても車で会場まで行きたい方は、珊瑚橋ではなく日高見橋を渡るルートを選ぶと、多少混雑が緩和します。

混雑している場合はこちらもオススメです。

軒先パーキング

名勝・景勝の地、展勝地

展勝地桜まつりは、4月中旬から5月上旬まで開催されます。

たくさんのイベントが行われ、週末のみならず平日も多くの観光客で賑わいます。

展勝地は広く、桜並木も長いので、ゆっくりとお花見を楽しむことができるのでお子様連れもおすすめです。

「展勝地」とい名前の由来は、陣ヶ丘からの眺めが素晴らしいことから、展望の景勝地という意味で名付けられました。

まさしく、この陣ヶ丘からの眺めは今も絶景で、地元の方おすすめのスポットでもあります。

のんびりと歩きながら、馬車に揺られながら、桜並木から展勝地レストハウス、陣ヶ丘まで散策してみください。

体力と時間に余裕のある方は、国見山方面へトレッキングし、裏千本、奥千本の桜や、平泉仏教の文化の原郷といわれる、国見山廃寺跡などよりディープな北上展勝地を感じてみてください。

JRのポスターに選ばれるほどの絶景です。

筆者としては、一度は見てほしい素晴らしい景色です。

今年の春旅行にいかがですか。