その一つが「使用済み切手」で、持っている人にはわからなくても、その道では価値が高いものに当てはまります。
「最近ラインとかで用が済むから、切手はあまり買わないね」
「なんか、切手って使用済みでも役に立つみたいだよ」
最近の人達はメールやラインで連絡を取るので、切手を使う手紙のやり取りが減ってきているせいか、こういった声も聞こえてきます。
そう実は、使用済み切手には第二の切手人生がっているんです!
今回は、使用済み切手の使い道や再利用の方法などをご紹介していきましょう。
使用済み切手の意外な使い道!賢く再利用する方法は?
切手は一度消印を押された瞬間に役目が終わって、価値もなくなりゴミ箱へと行く場合が多いのですが、実は価値の高いものになっていることが。
ある人(または団体)は、使用済みの切手をさらに多く回収するためにインターネットや郵便局でも呼びかけているほどです。
そこまでして集めるのは、使用済み切手をキロ単位で集めると換金ができ、中には高価な値段が付く場合もあるからなのです。
小さい切手をキロ単位で集めるとなると数千枚必要になるので、呼びかけてまで集めると効率がいいですね。
個人の利益ではなく、ボランティア団体等が集めて換金後寄付するのがほとんどで、主に恵まれない子どもたちのワクチンや学費、学用品代として使われています。
私たちが捨ててしまうような使用済みの切手が、恵まれない子供達の教育や健康に役に立つなんて、ぜひ集めようという気になりますね。
自分たちも少なからず他人の力を借りて育ってきたということを忘れずに、一枚でも多く集めてボランティア団体へ寄付するのが賢い再利用法といえます。
使用済み切手の価値!高額で買取してくれる場合もある?
普通に販売している切手は、あまり価値として高くはないのですが、記念切手や枚数限定のあまり出回っていない切手は、未使用はもちろんですが使用済みでもかなり価値があるのです。
切手の場合、世界中にコレクターと呼ばれる「収集家」がおり、全世界の切手を対象にしてその価値を調べたりして手に入れているのだそうですよ。
また、そのコレクターのためにだけ販売される切手も多いそうです。
日本国内では、昭和23年発行の「見返り美人」が描かれた切手は使用済みでも1枚18000円という高額が付いたこともあり、特にオリンピックや皇族の方が描かれた切手は原価の60倍~70倍という数字もあるほどなんです。
もし、家に古い切手があって価値を知りたいなら「切手買取業者」という専門の業者にお任せするのが一番です。
実際に来てもらうことも出来るので、高齢者にも安心、もし査定してもらった後に「やっぱり家の家宝として保存したい」という場合でもキャンセルは可能です。
切手買取業者はサイトで検索すると、本当にたくさんあって、その道のプロが査定してくれるので、高額買取も多いそうです。
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使用済み切手の回収場所!寄付もできる?
使用済み切手の回収場所は、主に各地郵便局やボランティア団体です。
また、いろいろな施設に「使用済み切手回収BOX」が設置されている場合もあり、わざわざ郵便局に出向かなくてもいい時もありますが、その際は「送付先」がきちんとした団体であることを確認する意味で住所と団体名を覚えておき、後で調べてもいいですね。
実は使用済み切手は、寄付という形でも役に立つんです!
寄付額に達するまで、かなりの量の使用済み切手を必要としますが、学校や地域などで取り組めば早く集まるし、1キロあたり1000円から2000円という金額が出ます。
この金額のまま、ワクチンなどの支援に使われることもありますし、災害が起こった時の支援金などにも使われることがあります。
もしかしたらゴミとして処理されていたかもしれない、使用済み切手の数が多く集まれば人助けになったり、施設や子ども達に寄付されるなんて素敵なシステムですね。
使用済み切手にはいろいろな使い道が待っている
使用済みの切手が、いろんなものに変身することがわかりました。
では、使用済み切手についてまとめてみましょう。
※使用済み切手を別の使い方に変えるには予想を超える量が必要。
キロ単位で集めてから換金するので、最低でも1キロ以上は必要になりますが、切手の形状を考えればかなりの量を集めることになります。でも、1人で集めなくてもそんな時は学校や地域単位で集めると効率が良くなります。
※使用済み切手は人助けや社会奉仕に使われる
キロ単位で集められた使用済み切手は、ボランティア団体によっていろいろな事業に使われることも。団体にはさまざまなプロジェクトがあり、場合によっては寄付だったり外国の子ども達に食料やワクチンを提供するのです。
目的によって使用済み切手の送り先は変わりますので、郵便局などで聞いてみるのもいいでしょう。