梅の種の中身って毒?食べたら死ぬという噂の真相について!

梅干し

あなたは梅の種の中身がなんなのか、ご存知ですか?

一説によると「毒」で、食べたら死ぬという噂まであるんだとか。

私が子供の頃は「梅の種のなかには神様がいる」なんていう噂話が流行ったこともありましたが…。

梅の種の中身の招待とは一体なんなのでしょうか!?

ということで今回は、

・梅の種の中身には毒が含まれているってホント?
・梅の種の中身を食べると死ぬという噂は事実なの?
・梅の種の中身には栄養素があるの?

ということについてご紹介していきたいと思います。

梅の種の中身には毒があって体に悪い?

梅干しを食べたとき、基本的には種ごと吐き出して捨てるというのが一般的ではないでしょうか。

なので、そもそも梅の種の中身を見たり食べたりしたことがあるという人はとても少ないと思います。

ですが、ネット上では梅の種の中身が毒だということを認識している人は結構多いみたいですね。

実際のところはどうなのでしょうか?

これについては、梅の状態によって毒となる場合もあります。

注意しなければならないのは、まだ熟しきれていない青梅の状態のときです。

青梅は中心部までも柔らかい状態で、ついつい核の部分まで食べてしまうことがあります。

この核の部分のことを「仁」というのですが、ここには青酸という成分が微量に含まれています。

これは有毒な物質で、「青酸カリ」と聞くとその恐ろしさにピンとくる方も多いかもしれませんね。

食べたら死ぬという噂は本当なの?

サスペンスドラマや殺人事件のニュースなどでよく耳にすることがある「青酸カリ」には、とても恐ろしい物質であるという認識を持っている人も多いことでしょう。

ですから青梅の仁に青酸が微量なりとも含まれていると聞くと、それを食べてしまったら死ぬのでは!?という心配に陥ってしまいますよね。

少しかじったくらいなら胃痛を引き起こす程度の症状にとどまりますが、たくさんの量を食べてしまうと中毒を引き起こしてしまい最悪の場合死に至ることもあります

ですが、完熟した梅の場合はなんの心配もありません。

青梅の仁だった部分は硬い種のなかに移っていくので、青酸を誤って口にしてしまうなんてことはほぼほぼありませんからね。

万が一完熟した梅の仁の部分を食べてしまったとき、この場合も中毒を引き起こしてしまうことがあります。

ですが、ポイントとなるのは「梅干しにしたら大丈夫」ということです。

梅干しにした時点で核の部分の有毒性は無くなり、むしろ栄養たっぷりなものに変化してくれます!




梅の種の中身にはどんな栄養がある?

梅の種の中身である仁には、実は栄養があるってご存知でしたでしょうか。

仁の部分はデトックス効果消炎作用喉の疾患の予防といったことに効果を発揮してくれます。

それだけでなく仁にはアミグダリンという成分が含まれており、それにはガン予防の効果があると言われています。

しかも梅干しの状態にしたところから取り出した仁だとその効果はおよそ30倍にもなるんだとか!

梅干しにしただけでこんなにも効果の出方が変わるだなんて驚きですよね。

また、梅は梅干しにすると梅自体の効果も増大します。

梅干しにするだけで抗菌作用があり、風邪予防や疲労回復、下痢や便秘の解消といったことに効果を発揮してくれるのです。

ですが梅干しは塩分濃度が非常に高いので、一日に食べる量は1~2個程度に抑えるようにしましょうね。

【まとめ】梅の種の中身には毒があるが栄養もある!

梅の種の中身には毒があるという噂は本当のことだったんですね。

・青梅の状態のときだと、中心部である核の部分には青酸が微量に含まれている
・青酸は少しなら胃痛を引き起こす程度だが、たくさん食べてしまうと中毒を引き起こし死んでしまうこともある
・梅の種の中身はデトックス効果や喉の疾患の予防といったことに効果を発揮してくれる

青梅の状態の時には毒素があり十分な注意が必要ですが、熟してからだと栄養があるとは不思議な食べ物ですよね!

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