妊娠中は今まで以上に口にするものに気を使いますよね。
刺身が好きで今まで良く食べていた人は、妊娠したら生魚を食べてもいいのかどうか心配になるかもしれません。
刺身は妊娠中に食べる際には注意すべきことはありますが、食べてはいけないものではありません。
この記事では、
- 妊娠中に刺身は食べてもOKなのか?
- 妊娠中に刺身を安心して食べるために注意したいポイント3つ
- 刺身以外でも魚を楽しむおすすめ調理方法
についてお伝えします。
正しい知識を身につけて、妊娠中でも美味しく魚を食べちゃいましょう♪
妊娠中に刺身は食べてOK?それともNG?
妊娠中は生物を食べてはいけないというイメージを持っている人も多いかもしれませんが、
刺身は食べても問題ありません。
魚にはカルシウムなどの妊娠中に必要な栄養分が豊富に含まれているため、積極的に摂りたい食べ物であるといえます。
ですがやはり妊娠中に生物を食べる時には注意が必要だという認識は持っておくべきです。
なぜなら生魚を食べることには食中毒のリスクがあるからです。
また魚の種類によっては妊娠中には避けたい水銀を多く含むものもあります。
そのため十分に注意したいポイントを押さえたうえで刺身を食べる必要があります。
きちんと注意しながらであれば妊娠中でも刺身は食べられるので安心してくださいね。
妊娠中に刺身を食べる時に気を付けたい3つのこと
それでは具体的に、どのようなことに注意して食べる必要があるのでしょうか。押さえておきたいポイントは3つあります。
鮮度
まずは新鮮な刺身を選ぶことが大切です。
鮮度の高いものであれば、食中毒のリスクは少なくなります。
刺身の色や臭いには注意して、スーパーで売っているようなパック詰めされた刺身である場合にはできるだけ消費期限の長いものを選ぶようにしてください。
種類
次に選ぶ魚の種類にも気をつけたいところです。
アジやサンマ、ブリ、カツオなどはあまり心配せずに食べることができますが、魚によっては水銀が多く含まれているものがあります。
手軽に買える魚の中で代表的なものだと、マカジキやマグロなどは水銀量が比較的多く含まれているので注意が必要です。
水銀は妊娠中に体内に入ると赤ちゃんの体にも取り込まれてしまい、赤ちゃんの発達に影響を及ぼす可能性があります。そのため水銀をあまり含まない魚の刺身を選ぶようにしましょう。
量
そして食べる量ですが、いくら新鮮な刺身であっても毎食食べることは避けるべきです。
これはできるだけ食中毒のリスクを減らすことと、他の栄養分もバランス良く摂取することが推奨されているからです。
含有水銀量が多い魚に関しては、厚生労働省は妊婦さんが食べる量の目安は一週間に80グラム程度が望ましいとしています。
80グラムは大体一人前の刺身の量になるので、食べるのは一週間の内一回程度に留めておくと安心です。
妊娠中におすすめの魚の食べ方とは?
食べる際の注意点を守れば刺身は妊娠中でも食べてもいいですが、刺身以外でも妊娠中に魚を食事に取り入れることができます。
妊婦さんにおすすめのおいしい魚の食べ方をご紹介します。
煮魚
煮魚は煮ることによって魚の旨味がしっかりと出汁として出るので、醤油などの塩分を抑えることができます。
妊娠中は塩分量には注意したいので、おすすめの食べ方です。
薄味で作ってもちゃんと魚本来の旨味が感じられるので、バランスの良い食事になりますよ!
黄金比で簡単!10分で煮魚♡カラスカレイ by ザ・ワンピース
焼き魚
焼き魚と聞くと塩焼きをイメージしがちですが、カレー粉を使ってスパイシーに仕上げたり、レモンやバジルと合わせて焼くことで洋風に作ることもできます。
私は妊娠中に料理を作るのが面倒くさいなー、という時には良く味付けにアレンジをして焼き魚を食べていました。
簡単に作れてアレンジすれば飽きがこないので、旦那さんにも喜んでもらえるはずです!
カルパッチョ
カルパッチョは刺身同様生魚の料理ですが、野菜を一緒に食べられるという点においておすすめです。
さっぱりとしていてサラダ感覚で食べられるので、あまり食欲がない時でも食べられるかもしれません。
まとめ
妊娠中に刺身が食べたい時は我慢する必要はありませんが、必ず注意したいポイントを気にかけながら食べるようにしてください。
魚は妊娠中にぴったりの栄養を多く含むので、刺身以外でも積極的に食事に取り入れてみてくださいね。