子供のころはもらえればもらえるほどうれしいお年玉。
大人になって予想外の人からいただいたりすると対応に困ったりしますよね。
お年玉のお返しに常識やマナーはあるのでしょうか。
常識を知っていると、いざというときに正しい対応ができるのでぜひ知っておきたいですよね。
この記事では、
- お年玉にお返しは必要?
- お返しをするときの相場
- お返しする場合の「のし」
- 高確率で喜ばれるお返し
こんなことをご紹介しています。
お年玉のお返しに悩んでいる方はぜひご参考にしてくださいね。
お年玉のお返しは必要なのか?
結論から言いますと、一般的にお年玉にお返しは必要ありません。
お年玉は新年のお祝いとして単純に子供に渡されるものなので、子供へのプレゼント的なものなのです。
でもご厚意でもらったからといってもらいっぱなしでは悪い気がしますよね。
お年玉をもらった相手別にどのような対応をするのが常識的なのかをご紹介します。
親戚からもらった場合
子供がいるご家庭の場合はこちらもお年玉を準備しましょう。
相手に子供がおらずお年玉をもらった場合は対応に困りますが、さりげないプレゼントなどをしてお返しの気持ちを表現するとよさそうですね。
お年賀を渡すような間柄なら、グレードを上げるのも一つです。
友達からもらった時
友達に子供がいる場合は親戚同様こちらもお年玉を準備しましょう。
独身の友達からお年玉をもらった場合はどこかへ出かけたときにお土産を渡したり、一緒にお出かけした時にご飯をごちそうしたりするなどでお返しするとさりげなくてスマートです。
自分が独身の場合でもお返しはすべき?
自分が独身でも学生の場合は、自分からのお返しは必要ありません。
しかし、その場で感謝の気持ちをしっかり伝えるようにしましょう。
ただし、中には社会人になってからもお年玉をもらっている方もいるかもしれません。そのような場合はお返しを考えたほうがよさそうですね。
基本的にお年玉でお返しは不要だとされていますが、さりげないプレゼントがあると相手にも喜んでもらえそうですね。
現金や商品券など、金額がわかるお返しは避けましょう。
お返しをする場合の相場
お返しをする場合、どれぐらいの金額をお渡しするのが常識なのでしょうか?
金額の相場やのしが必要なのかなどをご紹介します。
どのくらいの金額を返す?
一般的には、いただいた金額の1/3から1/2が良いと言われています。
よかれと思って同額かそれ以上の金額をお返しすると、お年玉を渡した相手が気を遣ったり気分を害したりする可能性があります。
のしはどうするべき?
基本的にお年玉のお返しにのしは必要ありません。
ただし、会社の上司や、近所の目上の方など少し改まった関係であればのしをつけてお返ししたほうが丁寧な場合もあります。
ひと手間で喜ばれる魔法のお返し
まず、もらったその場で子供から感謝の気持ちを伝えるのは大前提のマナーです。
それにひと手間加えることで、相手に喜んでもらえる魔法のお返しをご紹介します。
お返しとして何かを送ったり差し上げたりする際に、子供にお手紙を書かせることです。
・お年玉で○○を買いました。
・貯金しました!
・お年玉大切に使います。
など、気持ちが伝われば内容はなんでもよいでしょう。
子供の写真も一緒に同封すると、さらに好印象です。
お年玉を渡した側も、「また来年もお年玉をあげようかな」と思ってくれることでしょう。
まとめ
- 基本的にお年玉のお返しは不要
- お返し、プレゼントをした方がよい場合もある
- 手紙や写真を添えると好印象なお返しに
- お年玉のお返しをする場合には金額や品物も大切
お年玉のお返しは不要だとされています。
もらった親の立場としては何をお返しすべきか気を遣ってしまいますが、渡した立場としては子供の喜ぶ顔や感謝の言葉が何よりうれしいものです。
子供からのコミュニケーションを大切にして、うまく関係を続けていきたいですね。