こんにちは!
冒頭のフレッシュさがいい感じですね~。
今回のテーマはずばり…パクチー!です。
苦手な方はとっても苦手、好きな方はとにかく大好き!というイメージの強いパクチーですが、そもそもどこからやって来たのでしょうか?
そして癖の強~いパクチーさんにはどんな栄養素が含まれているのか?
なにげに気になるパクチーの歴史、効能について、調べてまいりました。
パクチーの原産国は…
これ、ご存知の方は多くないのでは…(筆者は知りませんでした)。
パクチーの原産国、実はエジプトなんです。
その歴史は古く、古代エジプトで調理や医療に使われていたという記録も残っているそうです。
また、一般的にはコリアンダーと呼ばれることが多い香草ですが、近年アジアンフード専門店が増えてから、生食のものが特に、タイ語の「パクチー」と呼ばれるようになったそうですよ。
タイ料理が好きな筆者、パクチーはすっかりタイ原産だと思っておりました…。
もともとはエジプト発祥で、しかもコリアンダーのことだったのですね!
また、古代ギリシャや古代ローマでも薬草として使われていたそうです。
とても歴史の深い香草なのですね。
パクチーの栄養素を探る
さて、そんなパクチー、古代では薬の代わりにもなったというその栄養素はどうなのでしょうか?
ざっと以下に挙げてみますね。
・ビタミン(A・B1・B2・C・E)
・βカロテン
・ゲラニオール
・カリウム
各種ビタミンや、免疫力アップ効果のβカロテン、女性ホルモンのバランスを整えるゲラニオール、むくみや高血圧を予防するカリウムなど、とても栄養豊富ですね。
この他にも、整腸作用や抗酸化作用、カドミウムや水銀などの重金属を体から排出してくれる効果もあり、まさに優等生の野菜なのです!
しかしながら、食べ過ぎると、人によっては下痢を起こすことがあるそうなので、胃腸への負担をかけないように、食べ過ぎにはご注意を。
まだあるパクチーの効能
さて、栄養素については述べましたが、さらに嬉しい効能について、もう少し深く掘り下げていきましょう。
まずは先程も名前が出ていたゲラニオール。
こちらはパクチーに含まれる香り成分で、女性ホルモン「エストロゲン」の働きを高める効果があります。
エストロゲンは主に卵子を成長させるホルモンですが、そのほかにも神経や皮膚、血管、骨、脳など幅広く作用し、自律神経を整えたり、肌や髪に潤いをもたらす効果があります。
このエストロゲンは生理周期や年齢とともに変化していくのですが、格段に減少していくのがいわゆる更年期。
エストロゲンの減少は女性の体と心に負担をかけてしまいます。
そんなときに、パクチーの香り成分ゲラニオールがエストロゲンの働きを高めてくれることで、女性ホルモンのバランスを整え穏やかに過ごすことができるのです。
生理前の肌荒れ、気分の不安定さにもゲラニオールはおすすめですよ!(パクチーを栽培して匂いを嗅ぐのも良いのかも…?)
さらにパクチー効能②
ゲラニオールのほかにも、以下のような効能が期待できます。
βカロテン
・粘膜の免疫力を高めてくれるビタミンAに変化して、細菌やウイルスから身体を守ってくれる
・目が光を感じるために必要なロドプシンという物質になる働きがあり、夜尿症や視力低下を防ぐ効果がある
カリウム
・体内のナトリウムを排出してむくみや高血圧を予防する
・利尿作用があり、体内の老廃物を排出してくれる
…ということで、いくつかご紹介させていただきましたが、本当に色々な効果が期待できますね!
【衝撃】パクチーとカメムシの匂い成分が同じ!?
パクチーのことをいろいろと調べていると、
「パクチーとカメムシの匂い成分が一緒!」
という衝撃の情報を発見しました。
これが本当だとしたらパクチー好きの人もちょっと引いちゃうかもしれませんね…
真相は別記事でまとめたので気になる人は読んでみてください!
【遺伝子レベルで無理】パクチーとカメムシは臭い成分が同じだった!
パクチーまとめ
さて今回は独特な香りが特徴的なパクチーについて、ご紹介しました。
パクチーが好きな人も、苦手な人も、少しパクチーに親近感が増した…でしょうか?汗
香りは強いですが、特に女性には嬉しい効能がたくさんありましたね!
香草好きな筆者にとってはとても嬉しい効能ばかりでした。
スーパーにて、次にパクチーを見かけた時には是非、手にとってみてはいかがでしょうか?
なんとも言えない香りがクセになるかもしれませんよ。
ではまた。