お菓子を与える際には、
「太らないかな…」
「虫歯になりやすくなるかな…」
なんていう心配事がどうしてもつきまとってしまいます。
かと言って、全くお菓子を食べさせないというのは子供にとってはなかなか酷な話。
親がしっかり管理して食べさせていれば、それらの心配を過度にしなくてもいいのかもしれません。
今回は「ラムネ菓子」に特化して、
・ラムネ菓子は何歳頃から食べさせても大丈夫なのか?
・ラムネ菓子を食べさせることで虫歯のリスクが高まるのか?
・ラムネ菓子を食べさせる歳の注意点
についてご紹介していきたいと思います。
ラムネ菓子は子供にいつから?
ラムネ菓子は、だいたい何歳頃から食べさせてもいいのでしょうか?
明確に「○歳から!」と決まっているわけではありませんが、およそ1歳半を越えた辺りからなら食べさせても構わないでしょう。
何故1歳半という年齢なのか。
それにはふたつ理由があります。
まずひとつめの理由は、
「上下の歯が生え揃う頃だから」
です。
ラムネ菓子には口に入れるとすぐに溶けてしまうくらい軟らかいものから、噛み応えのある硬いものまで、色々な硬さのものがあります。
乳歯すべてが生え揃っていれば、ある程度硬さのあるラムネ菓子であってもしっかり噛み砕くことができ、誤嚥を引き起こす危険性も低くなります。
そしてふたつめの理由は、
「離乳食が完了している時期だから」
です。
離乳食が完了している=大人が食べるものと同じくらいの硬さのものが食べられるようになっている、ということになります。
これはつまり、子供の消化機能が段々と整ってきているということ。
ラムネ菓子はそれまで食べさせていたであろう赤ちゃん向けのお菓子(おせんべい)に比べると消化しにくくなっていますから、完全食に慣れた頃であろう1歳半以降になってから食べさせるのが理想と言えます。
ラムネは虫歯のリスクを高める?
ラムネ菓子のような甘いものを子供に食べさせることによって虫歯のリスクを高めてしまうのではないだろうか、と心配されているお父さんお母さんはたくさんいらっしゃると思います。
結論から言えば、「ラムネ菓子だから」虫歯のリスクが高くなるというわけではなく、食べ方によって虫歯になりやすいかどうかが大きく変わってくるのです。
そもそも虫歯というのは、ただ甘いものをたくさん食べているからと言ってできるものではありません。
・歯の状態
・食べ物のカス、糖
・ミュータンス菌の有無
・時間帯
これら4つの条件が揃うことで虫歯になるのですが、子供の場合大人のように食習慣が整っていないことや歯のエナメル質が未熟であることが原因で特に虫歯になりやすいのです。
子供にラムネを食べさせる時の注意点
では、ラムネ菓子をどのように食べさせれば虫歯になりにくくなるのでしょう。
ポイントは、「だらだらと食べさせない」ということ!
上でもご説明した通り、子供が大人よりも虫歯になりやすい原因のひとつとして挙げられるのが「食習慣が整っていないこと」。
大人の私たちはお菓子を食べるときもある程度時間を決めて食べることができますが、子供はそうではありません。
好きなときに好きなだけ食べたり、時間をかけてだらだらと食べ続けることが虫歯を作る要因のひとつとなってしまうのです。
しかし、これを子供自信に意識させるというのはなかなか難しいです。
そのため、お父さんお母さんがしっかりと食べる量や時間をきっちりと管理してあげるということが重要になりす。
【まとめ】ラムネ菓子を子供が食べても、食習慣を身に付けさせていれば虫歯になりにくい!
ラムネ菓子を子供に食べさせるときは、年齢や食べさせ方に注意しましょうね。
・ラムネ菓子はだいたい1歳半から食べさせられる
・ラムネ菓子は食べ方次第で虫歯になりやすくも、なりにくくもなる!
・子供がラムネ菓子をだらだらと食べないように、親が食べる量や時間に気を付ける必要がある
以上のことを意識していれば、子供がラムネ菓子を安全に楽しく食べられます!