たくあんが黄色い理由は着色料?体に悪い成分は入ってない?

たくあんが黄色い理由をあなたは知っているでしょうか?

これまでなにも意識してこなかったという人が多いかもしれませんが、よく考えてみてください。

たくあんって大根でできたお漬け物ですよね。

大根自体は白いのにたくあんになるとどうして黄色くなるのか、気になりませんか?

色だけで見ると体に悪そうな感じがしますが、害は無いのでしょうか。

ということで今回は、

・たくあんが黄色い理由はなんなの?
・着色料自体には体に悪い成分は含まれていないの?

ということについてご紹介していきたいと思います。

たくあんが黄色い理由は着色料?

たくあんの原材料は白い大根なはずなのに、どうして黄色いのでしょうか。

その理由はたくあんを作るときの工程にあります。

たくあんは大根を塩漬けして作るのですが、塩に漬け込んでいる最中に化学反応が起こり段々と黄色くなっていくというわけなんです。

大根には辛味成分である「4-メチルチオ-3-ブテニルからし油」という成分が含まれており、これが分解されると黄色く変色するんだとか。

塩漬けする期間が長くなれば長くなるほど黄色味は増していきます。

しかもこの黄色い色素には嬉しい効能があることが最近分かったそうです!

その効能というのが、血糖値を下げてくれたりガンの発症を抑制してくれるというものです。

大根を塩漬けすることで黄色に変色していくことが分かったので、たくあんには着色料がまったく使われていないのかと言われると決してそういうわけではありません。

近年スーパーなどで売られているたくあんのなかには着色料を使って鮮やかな黄色味を出している製品も多々あります。

塩漬けしたことによってできたたくあんの自然な黄色は、ちょっと暗めな黄色をしています。

https://twitter.com/ajikoubou_tfs/status/1177491776917004290?s=19

それに対して着色料を使って黄色味を出したたくあんは、蛍光色に近いようなとても明るい黄色をしています。

https://twitter.com/YamagawaH/status/444705986448601088?s=19

店頭に並んでいるたくあんを見比べれば、どれが自然にできた黄色なのか着色料を使って作り出した黄色なのかは一目瞭然だと思います。




たくあんの着色料は体に悪い?

「着色料」と聞くとどうしても体に悪いというようなイメージを抱いてしまうと思います。

ということはつまり、着色料を使っているたくあんは体に悪いということになるのでしょうか。

着色料が使われているたくあんの多くに使用されているのが、ウコン色素やクチナシ色素といったいわゆる天然色素です。

天然色素の場合、天然由来で作られたものなので体に悪い影響を与えるということはありません。

ですが、天然色素を使うと経費がそれなりにかかってしまうということで、経費削減の目的で化学合成色素を使って色付けしてあるたくあんもあります。

この化学合成色素はいろんな食べ物に使われているものであるため、食品の原材料表示を見てみると案外たくさん見付けることができます。

ですが、体に悪くないのかと言われるとそうではありません。

あくまでも私たちが口にする食品に含まれている一般的な量であれば特に問題はないようになっていますが、着色料が含まれたものばかりをたくさん食べていればなんらかの影響は出てきます。

その影響についてはまだ明確に報告はされていないようですが、大量摂取は良くないということは言い切れます。




【まとめ】たくあんの黄色は元々自然な色味だった!

真っ白な大根が調理工程のなかで自然と黄色くなっていくというのは驚きでしたね。

・たくあんは、大根を塩漬けすることで化学反応が起こり黄色く変色していく
・たくあんは製品によっては着色料が使われているものもあり、天然色素で色付けされたものであれば体に悪い影響はないが化学合成色素の場合だと体に良いとは決して言えない

たくあんを食べるなら自然と黄色くなっていったものを食べたいですし、スーパーで選ぶときは着色料が使われていないものを選びたいところですね!










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