家計を預かる立場の人は、野菜値段高騰に頭を悩ませているのではないでしょうか。
我が家には育ち盛りの子供が二人おりますので、料理に野菜を使ってバランスの良い食事を食べさせてあげたいと思っていますが、なにしろ野菜の値段が高いので毎日の献立に頭を悩ませています。
今、野菜の値段が高いのは一体どうしてなのでしょうか。
このまま野菜の値段が高い状況が続いてしまうと、いつまでも家計の圧迫が続いて困ってしまいますよね。
そこで今回は、2018年の野菜がどうして高いのか、野菜の値段高騰は一体いつまで続くのか、について調査してみました。
2018年・野菜の値段が高い3つの理由
今野菜の値段が高いのは一体どうしてなのでしょうか。
特に葉物野菜の値段の高さにはびっくりしてしまいますよね!
値段が高いのには3つの理由がありました!
理由その1.2017年10月の台風が影響
2017年の10月は、台風の影響で野菜が育たなかったり、収穫前の野菜がダメになって収穫できないことがありました。
しかもこの時に日本列島に上陸した「台風21号」は超大型の台風で、統計を開始して以来2番目の大きさでした。
そのあとの「台風22号」も大雨や暴風が激しく、台風から温帯低気圧に変わった後も爆弾低気圧となり、このことが影響してせっかく撒いた種が育たなかったり、苗がダメになって野菜が育ちませんでした。
このことが現在の野菜の値段にも影響を与えているのです。
理由その2.毎日雨だった
2017年はとにかく雨の多い1年で、毎日雨が降り続くことで連続降雨日数の記録を更新した地域もあったほどです。
毎日の雨が影響して野菜を育てる環境にも悪影響を与えてしまいました。
理由その3.日照時間不足
台風が上陸していたことで日照時間が短くなり、十分に太陽の光を浴びることが出来なかったために野菜が育ちませんでした。
日照不足で野菜が育たないと、本来受粉して実をつける野菜も受粉することが出来ずに実をつけることが出来なくなります。
このほかにも、日照不足が原因で野菜が病気になってしまうということもあります。
野菜の値段が高い状態はいつまで続く?
野菜の値段がいつまでも高いままだと家計にもずっと悪影響を与えてしまいますよね。
出来れば早く野菜の値段が下がってほしい!と思うのは、私だけではないと思います。
野菜の種をまいて収穫するまでの期間は野菜の種類によっても違いますが、種をまいてから収穫までは早くても2ヶ月~2ヶ月半はかかってしまいます。
キャベツに至っては収穫するまでに3ヶ月半~4ヶ月以上かかってしまいますので、1月に種をまいていたとしても収穫できるようになるのは4月頃ということになりますね。
単純計算でも、2018年の春頃までは野菜の値段は高いままということになります。
野菜を育てるには適した時期というものもありますので、4月頃になるまでは野菜の値段は高いままというように理解していた方が良いでしょう。
野菜値段を抑えて食事に取り入れるには
野菜の値段が高いからといって全く食べないのは、栄養バランスの面を考えても良いことではありませんよね。
上手に節約しながら野菜を取り入れて栄養のバランスが偏らないようにしたいものです。
冷凍食品を利用する
野菜の冷凍食品を利用すれば野菜の値段を節約することが出来ます。
冷凍野菜は1年を通してみても値段の変動が少ないので、これを利用すれば食事に野菜を摂り入れることが出来ますね!
直売所を利用する
野菜の直売所では農家さんが作った新鮮な野菜が売られています。
形が悪いという理由で出荷することが出来なかった野菜などが安い値段で売られていますので、こういった野菜を購入すると節約することが出来ますよ!
道の駅などにも売られています。
自分で作る
野菜が高くて買えないという人は、自分で種を買ってきて撒いて育てるという方法もあります。
自分で作った野菜には愛情もこもっていますので、安いうえに美味しく食べることが出来そうですね。
まとめ
- 野菜の値段が高い理由は2017年10月に上陸した台風が原因
- 野菜の値段が高い理由は2017年の長雨が原因
- 野菜の値段が高い理由は雨が続いて日照不足になって野菜が育たなかったことが原因
- 2018年の野菜の値段が高いのは4月頃までと予想される
- 野菜の値段を節約するには、冷凍の物や直売所の利用、家庭菜園で節約する
野菜の値段が高いと家計を圧迫してしまい、お財布を預かる皆さんにはとても辛いことだと思います。
値段の高騰は2017年の台風や長雨、日照時間不足が原因ですので、2018年の気象状況は安定してくれることを願いたいですね!
2018年4月頃までは野菜の値段は高いままのことが予測されますので、冷凍食品や直売所を利用して安く購入したいものです。
家庭菜園に挑戦してみるのも良いですね!