雪見だいふくは、1981年にロッテが開発した、大福の食感とアイスクリームの甘みを一緒に食べれるロングセラーですね。
私も発売当時は小学生だったせいか、夏のおやつの定番だったような記憶があります。
その時は感じなかった疑問が1つ、「賞味期限」。
そういえばどのアイスクリームにも賞味期限は書いてないんですよね。
ただ単に、冷凍だからで済むのでしょうか?
雪見だいふくの今後に関わるかもしれない(?)この疑問を解決すべく、調べてみました。
雪見だいふくに賞味期限はない?
結論から言えば、アイスクリームには賞味期限というものは設けていません。
ロッテの公式サイトにある「お客様相談室」に回答がありました。
『-18度以下での冷凍保存においては、微生物は増殖しないこともあり、品質劣化が極めて小さく、安定している食品ということで賞味期限の設定がされておりません』(一部抜粋)
なるほどと思いましたが、どのくらい保存ができるかも気になりますよね。
やはり公式サイトに回答が載っていました。
『アイスクリームの場合、賞味期限はございませんが、商品本来のおいしさを味わっていただくためにもご購入後なるべく早くにお召し上がりになることをおすすめしております。
アイスクリーム類の場合、保管状態が良ければ長い期間保管されていても品質的には問題ないものと考えます』(一部抜粋)
また、冷蔵庫や冷凍庫は毎日何度か開け閉めしますよね。
特に冷凍庫は、何度も開け閉めをすることで庫内の温度は上がってしまうのです。
この状態で溶けるとは言い切れませんが、雪見だいふくに限らずどのメーカーもこのことでアイスクリームの表面が少しでも溶け出し、再冷凍になることが本来の風味を損ねる可能性があると指摘しています。
冷凍庫の開け閉めでも、アイスクリームに影響するとは驚きですね。
何年経っても食べれるのか?
安定した温度(-18度以下)の保管下であれば、何年たっても大丈夫というメーカーの回答なので基本的には問題はないと思います。
でも、1個食べたけど残りはまた明日に取っておこうなどと再冷凍の状況では確実に劣化します!
一度開封してしまえば、空気に触れて溶け出しているので出来るだけ早く食べましょう。
ロッテが「購入後なるべく早くお召し上がりになることをおすすめします」というのも、このことも含んでのことでしょう。
我が家にも、雪見だいふくではありませんが購入してからどのくらい経ったのか不明なアイスクリームがありました。
ガリガリくんのような氷なら、迷わず食べると思いますが、アイスクリームだと未開封でも一瞬躊躇してしまいますね。
何年経ったのか不明で霜だらけのようなアイスクリームは、食べない方がいいでしょう。
暑い夏が来ればアイスクリームってすぐ食べてしまうので、あまり買いだめしないで、その都度買った方が安全ですね。
雪見だいふくに限らずアイスクリームには賞味期限はない!
雪見だいふくが冷凍庫でももちもちしているのも不思議でしたが、賞味期限はないということにも衝撃でした。
超ロングセラーともいえる雪見だいふくの賞味期限について、まとめてみましょう。
※賞味期限は設定されていないが、購入後はできるだけ早く食べきる。
ロッテの回答にもありましたが、安定した温度の保管下なら大丈夫とはいえ、風味が落ちることもあるのであまり長期間の保存は好ましくないようでした。
※未開封であれば長期間保存が効き、食べられる。
少しでも開封したり食べたものは、再冷凍することによって品質を落とすことになるので避けましょう。
ちなみに余談ですが、「冷凍食品」はどうなのか気になって調べてみました。
冷凍食品には、きちんと賞味期限が記載されていました!
アイスクリームとは違い、油を使って調理されている冷凍食品ですが、油は冷凍しても酸化してしまうのです。
早く食べないと風味が劣ることももちろん、酸化した油は体に悪影響を与えますので、賞味期限があるというわけなんです。
同じ冷凍の食べ物でもこんなに違うのですね…。