ユニットバスの正しい掃除の仕方!カビ・水垢・床の黒ずみをスッキリ落とすコツ

「あ~疲れた 〜!」なんてグッタリ帰宅しても、温かいお湯に身を沈めると、ホッとして心身共にリラックスできるお風呂。

入浴時間って大切ですよね!

大切な時間を気持ちよく過ごすために、お風呂の掃除は綺麗にできていますか?

お風呂の掃除、特に最近多く使われているユニットバスの掃除は、一見手が掛からなそうに感じますが、防水性、気密性が高いためカビが発生しやすく、気を抜くとアッという間にカビだらけ!なんて事にもなりかねません。

そこで今回は、ユニットバスの正しい掃除の仕方を徹底的にお伝えしたいと思います。

カビ・水垢・床の黒ずみ別にスッキリ落とすコツを詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にして気持ちよく入浴して下さいね!

ユニットバスの正しい掃除の仕方!毎日の掃除編

ユニットバスは、防水性、気密性が高いためカビが繁殖しやすいので、カビの元になる水垢や皮脂汚れ、石鹸カスを残さない様に毎日掃除をする事が大切です。

以下にオススメの手順を紹介します。

①少し熱めのシャワーをかけて、汚れを洗い流す

高い場所から順番に、床から1mの高さまでは、特に汚れが付きやすいので念入りに洗い流します。

②浴室用中性洗剤とスポンジや雑巾を使って各部を拭き取る

水栓・鏡

汚れが目立ちやすいので、シャワーで汚れを洗い流し、ハンドワイパーか乾いたタオルなどで水分をふきとります。

こびりついた汚れはスポンジでやさしくこすり落とします。

浴槽・エプロン・風呂フタ

こびりついた汚れはスポンジでやさしくこすり落とします。

収納部

シャンプーやリンスの容器に付いた液だれを洗い流します。

カウンター

カウンターと壁、浴槽の間も忘れずにシャワーをかけて、すき間の汚れを洗い流します。

こびりついた汚れをスポンジでこすり落とします。

ドア・照明・換気扇・暖房機

湿らせた布でふき、乾いた布で水分をふきとります。

③洗剤をシャワーのお湯で流した後、水をかける

水をかける事でカビが好む高温多湿な状態ではなくなり、カビの発生を防ぐことができます。

④最後にハンドワイパー(なければ、タオルや雑巾で大丈夫!)

水分をとって浴室の換気をしておけば、毎日の掃除はOKです。

<point1>毎日の掃除は、入浴あとが効果的!

浴室の汚れには、乾燥するとガンコな汚れになるものがあるので、毎日入浴後の濡れている間にした方が、汚れが楽に落とせます。

<point2>ゴシゴシこするのはやめて!

硬めのスポンジやブラシでゴシゴシ強くこすると、表面に細かなキズができてカビの菌糸などが入り込み落としにくくなります。




ユニットバスの正しい掃除の仕方!定期的な掃除編

毎日の掃除以外に定期的な掃除をプラスすることで、ガンコな汚れがつきにくくなり、カビの発生の確認や繁殖を防ぐことができます。

浴槽・エプロン

週に1回

浴室用中性洗剤をかけて2~3分おき、スポンジでやさしくこすり、洗剤が残らないように洗い流し、水分をふきとります。

汚れが目立ってきたら

スポンジに浴室用クリームクレンザーをつけて、やさしくこすり落とし、洗剤が残らないように洗い流し、水分をふきとります。

MEMO

浴室用クリームクレンザーを使う時は、強くこすらず、汚れを4~5回磨いては水をかけるを繰り返して、少しずつ汚れを落とします。

浴槽排水溝

週に1回

ゴム栓又は、排水栓を外し、溜まっている髪の毛などのゴミを歯ブラシを使って取り除きます。

風呂フタ

週に1回

浴室用中性洗剤とスポンジで、細かい部分は歯ブラシで洗い、洗剤が残らないように水で洗いながします。汚れが目立ってきた時は、中性洗剤に替えてクリームクレンザーを使います。

MEMO

月に1回程度、風通しのよい場所で陰干しして乾燥させるとカビが発生しにくくなります。

追いだき口

週に1回

循環器カバー(フィルター)を外し、カバーと循環口本体のゴミを歯ブラシで取り除きます。

月に1回

風呂釜用洗剤を使う。

MEMO

フィルターに湯アカや髪の毛がたまると、目詰まりを起こして湯沸かし機能が正しく働かない場合があるので、要注意です。

壁・床・天井

週に1回

壁、床は、浴室用中性洗剤をかけて2~3分おきスポンジでやさしくこすり、洗剤が残らないように水で洗い流します。

月に1回

天井は、柄つきのスポンジ等に浴室用中性洗剤をつけて、やさしくこすり、洗剤が残らないように湿らせた布でふきとります。

※細かなお手入れ部分は、お使いのユニットバスお手入れガイドを参照の上、正しい掃除を行って下さい!




カビをスッキリ落とすコツとカビの防止策

カビを落とすコツ

カビは時間が経つにつれガンコにこびり付いて繁殖し続けるので、カビを見つけたらすぐに以下の手順で落として下さい!

①50℃のお湯を90秒間カビが生えた部分にかけてから、ブラシでこすり落とす。

これは、以前TV番組でも紹介されていましたが、熱湯をかける事でカビのタンパク質が変性してカビが死んでしまうそうです。

ただこれは、カビがまだ発生して早いうちにしか効果がないので、これで落ちない場合は、次の方法へ↓

②カビキラーなどのカビ取り剤を使う。

基本的にはユニットバスは樹脂系で出来ているので、これに強い酸やアルカリを使用すると表面にダメージを負うので、本来カビキラーなどの使用は避けたほうが良いのです。

が、そうも言ってられない場合は…

少量を目立たないところに使用してみて、結果変色するようなら中止、変色色落ちが無く使用可能ならカビキラー使用後長時間置かずなるべく早く洗い流した方が良いでしょう。

長時間放置するとパネルが変色等をしてしまいます。カビキラーは、表面のカビをある程度取り除いてから、水分のない乾いた状態の部分に使用するのが効果的です。

注意

カビキラーなどの薬品はカビ退治には有効ですが、その分人体にとっても有害なので、ゴム手袋やマスクをして十分な換気の中行って下さい。

私も、以前気分が悪くなって散々な目にあったので、準備万端で挑んで下さいね!

③天井にカビが発生した場合。

天井に熱湯やカビキラーをかけるのは危険なので、次の方法をおすすめします。

アルコール(エタノール)をカビが生えている部分にスプレーし、濡らした雑巾をしっかり絞って掃除用のワイパーに取り付けて拭きます。その後にもう一度アルコールをスプレーして下さい。

④ゴムパッキンのカビの落とし方。

カビが生えている部分にカビ取り剤を含ませたキッチンペーパーを置いて、ラップをかけ30分以上放置する。




カビの防止策

ボトル類を必要最低限にする

シャンプー、リンス、ボディーソープなど、ついつい色んなボトルを並べたくなりますが、ボトルは基本的に同じ場所に置いておく物なので、カビの温床になりやすいので、使わないボトルは置かないようにしましょう。

お風呂を出る際に水シャワーをかける

温かいお湯がユニットバス内に残ったままだと湿度が高いままになるので、バスルーム全体を軽く冷たい水ですすぐと、湿度を下げれて有効なカビ対策になります。同時に雑菌の繁殖も防げますよ!

換気扇を回しっぱなしにしておく

入浴後は換気扇を常に回しっぱなしにしておくのがオススメです!

特にユニットバスは窓がない場合が多いので、そうしないと、あっという間にカビが発生しますし、最近は24時間換気が付いているユニットバスも多いです。

気になるのは電気代ですが、換気扇の電気代はかなり安く、回しっぱなしにしていもて1日約10円程になります。

エタノールスプレーを散布する

まずはエタノールスプレーを作ります。

  • 通常のスプレーボトルを用意して、無水エタノール ⇒ 5ml
  • 殺菌効果の高い精油(サイプレイスなど) ⇒ 5,6滴
  • この2種類を混ぜ合わせ、そこに精製水 ⇒ 25ml

を加えてよく振ります。

冷たい水をユニットバス内にかけた後に水分をふきとり、このエタノールスプレーをカビが気になる浴槽内や壁、排水溝近くにスプレーします。

すぐに効果は分かりにくいですが毎日やっているとかなりカビの発生率を下げられるので、おすすめです!

タイルの目地にロウソクを塗る

床に多いタイルですが、タイルの凹みの部分にロウソクを塗り込んでおけば、撥水効果が生まれるのでカビの発生を抑えられるので、試してみて下さいね!




水垢をスッキリ落とすコツ

水道水に含まれているカルキ成分で水が蒸発したあとに残ったものが水垢です。カルキ成分はカルシウムやマグネシウムなどのアルカリ性物質なので、水垢を落とすのに効果的な方法は…

アルカリ性の水垢には酸性洗剤で!

酸性の洗剤を使って中和することで綺麗になります。浴室用洗剤には中性やアルカリ性の物が多いので、家にある洗剤で掃除しても水垢が綺麗にならない時は酸性の洗剤を使うようにしましょう。

身近な酸性食品「お酢」で除去!

軽い汚れにはお酢を染み込ませた「ふきん」などで拭くだけでOK!ガンコな水垢にはキッチンペーパーやふきんにお酢を浸して汚れ部分にパックすると効果的です。

お掃除の定番アイテム「重曹」に漬け込む!

残り湯に重曹を1カップ入れて溶かし、水垢が気になる桶や椅子などを一晩漬けておきと綺麗になります。

歯磨き粉の研磨剤成分を利用する!

ガンコな水垢には歯磨き粉の研磨剤が効果を発揮します。ふきんに歯磨き粉を適量取って拭くと綺麗に水垢が取れますが、粒入りタイプの歯磨き粉はキズをつける原因になるので要注意です。

身近な生活用品で水垢がスッキリ落とせますね。そして、掃除の後は必ず換気扇を回しておく事をお忘れなく!




床の黒ずみをスッキリ落とすコツ

毎日掃除はしているけれど、徐々に黒ずんで床がいつの間にか「気持ち悪い~」くらい黒くなっている事がありませんか?そんな時には、「お酢で床をパック」がおすすめです!

床一面(汚れが気になる部分)にキッチンペーパーを敷き、その上からドバドバとお酢をかけましょう。お酢は、普通にお料理で使用する穀物酢でOKです。

キッチンペーパーがお酢で湿ったら、乾かないように上からラップをかけて2~3時間置きます。

そして、2~3時間置いた後、ブラシなどで床をゴシゴシこすって水で流すと、しっかり黒ずみが落ちてピカピカになります。

2~3時間置いても汚れが落とし辛いようであれば、お酢パックをしておく時間を延長してみて下さいね!




ユニットバスの正しい掃除の仕方まとめ

さて、参考になりましたでしょうか?

ユニットバスの毎日の掃除は…

  1. 少し熱めのシャワーをかけて、汚れを洗い流す。
  2. 浴室用中性洗剤とスポンジや雑巾を使ってやさしくこする。
  3. 洗剤をシャワーのお湯で流した後、水をかけておく。
  4. 最後にハンドワイパー(なければ、タオルや雑巾で大丈夫!)で水分をとって、浴室の換気をしておく。

で、これに週1回又月1回の定期的な掃除をプラスする事で、綺麗な浴室を保つ事ができますね!

カビ・水垢・床の黒ずみも、毎日の掃除と定期的な掃除でガンコな汚れになる前に取り除いておく方がラク♪ですね!

わが家では、最後にお風呂へ入ったものが掃除をして出てくる!換気扇は回しっぱなし!を鉄則にしているのですが(結局私ですが…笑)、これは正解だとわかったので、これからも続けます。

皆さんも、日々の疲れを気持ちよく癒すために、お風呂掃除も頑張っておきましょう☆

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。










コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください