ひまし油湿布の好転反応。症状の見分け方とは?

アトピー性皮膚炎や肝硬変といった症状を改善してくれたり、がんの予防までしてくれる効果があるとされているひまし油湿布ですが、時に好転反応を示すことがあります。

ですが、その症状が好転反応なのかそれとも単にからだに合っておらず出ているものなのかを判断するのは難しいと思います。

その症状が好転反応ならいいのですが、もしそうじゃないのであればすぐに使用するのをやめなければいけませんからね。

ひまし油湿布使用中の好転反応の見分け方ってあるのでしょうか?

ということで今回は、

・ひまし油湿布の好転反応ってなに?

・ひまし油湿布の好転反応って、どんな症状なの?

・ひまし油湿布の使用を中止した方がいいのはどんなとき?

ということについてご紹介していきたいと思います。

ひまし油湿布の好転反応とは?

排毒作用があるとされているひまし油を使って作られている「ひまし油湿布」、アトピー性皮膚炎などからだの至るところの炎症であったりがんの予防といったことを目的に使用されます。

ですが、ひまし油湿布を使用中に稀に「あれ?」と思うような症状が表れることがあります。

例えばひまし油湿布を使用し始めてから異常な眠気に襲われるようになったり、ひまし油湿布の効果として頭痛の改善があるはずなのに逆に頭痛の症状が表れたり。

こんな症状が出てくるとひまし油湿布は自分にはあっていないのかな?なんて心配になってくると思いますが、それは「好転反応」と言って、ちゃんと効果が表れてきている証拠なので心配しなくても大丈夫なんですよ。

ひまし油湿布を使用することでからだに溜まっていた老廃物が血液中に流れ出てこのような症状が表れているのではないかとされています。

好転反応の出方などは人によって異なるので一概には言えませんが、好転反応の症状は大体3~4日ほど、長い人だと1週間ほど続くとされています。




ひまし油湿布の好転反応で現れる症状の見分け方

ひまし油湿布を使用していると好転反応が現れることがあると事前に分かっていても、その症状が本当に好転反応なのかどうか分からず不安になりますよね。

それが好転反応なのかどうかを見分けるには、いくつかのポイントがあります。

まずは好転反応特有の症状にはどのようなものがあるのか、ということを知っておく必要があります。

たとえば、

・倦怠感

・眠気

・頭痛

・発疹

・発熱

といった症状が代表的なものとして挙げられます。

ひまし油湿布を使い始めるまではこれらの症状が表れることはなかったのに、使い始めた途端にこれらの症状が出てきた、という場合は好転反応である可能性が非常に高いです。

また、先述した通り好転反応が表れたとしても数日でその症状は治まります。

そしてもうひとつのポイントとしては、好転反応と同時にひまし油湿布を使うきっかけとなった症状の改善がみられているかどうかということです。

からだの不調を感じる一方で、からだの調子が良くなっていると感じる部分があるのであれば、その不調は好転反応からくるものである可能性が非常に高いです。




ひまし油湿布を中止した方がいい場合はある?

では、ひまし油湿布はどんなときに使用することをやめたほうがいいのでしょうか。

簡単に言えば、ひまし油湿布を使用していて不調が表れ始めたら、です。

もちろん、その不調が好転反応ではないとき、ということになります。

たとえば、好転反応であれば長くても1週間程度で治まるはずの症状がそれ以上の期間経っても治まらないという場合、その不調は好転反応では無い可能性が高いです。

ですからそういった場合は直ちに医療機関を受診されることをおすすめします。

ひまし油湿布を使っていて不調が数日続けば好転反応の可能性が高い!

お悩みの症状を改善するためにひまし油湿布を使っているのに、その他の不調が表れ始めると不安になると思いますがそれは好転反応である可能性が高いですよ。

・ひまし油湿布を使用し始めて数日間の不調が表れたらそれは好転反応である可能性が高い

・ひまし油湿布を使用していて好転反応が表れるとしたら、倦怠感や眠気、頭痛などの症状である可能性が高い

・1週間以上経っても不調が治まらない場合はひまし油湿布の使用自体をやめた方がいい

好転反応かそうでないかの判断は難しいと思いますが、ちょっとでも心配に思うことがあるのであればとりあえずひまし油湿布の使用をやめて医療機関を受診した方がいいかもしれません。