2018年、弘前さくらまつりは、100周年の節目を迎えます。
CMにも使われるほど美しい、「花筏」は、「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」にも選ばれました。
青森県の名産「りんご」の剪定方法を応用した、幾重にも重なるように咲き誇る桜を見ることができます。
剪定方法で、桜の魅力が変わるの?と思いますよね。
実際、筆者は2年弘前に住み、その桜の美しさに魅了され、未だに忘れられない絶景の一つなのです。
今回は、日本一ともいわれる弘前の桜情報、桜まつり・見頃・ライトアップなどについてご紹介していきたいと思います。
弘前さくら開花予想2018!見頃・ライトアップ時間
例年の見頃: 4月下旬~5月上旬
ライトアップ: 18:30~22:00
西濠の夜景です。照らされた桜が、宵闇にきれいに映えますね。
弘前の満開の桜を動画でご覧ください。
弘前公園桜まつり
弘前さくらまつり2018の日程がすでに決まっています!
日程:2018年4月21日(土)~5月6日(日)
会場:弘前公園
弘前さくらまつり100周年を迎える節目の年になります。
毎年、桜まつりがゴールデンウィークと重なるので、たくさんの人が訪れます。
2017年は、完全予約制「手ぶらで観桜会」が行われました。
手ぶらで観桜会は、場所の手配、お弁当飲み物の準備、後片付けを代行してくれるサービスです。
食事は、津軽の郷土料理を頂くことができ、さらにねぷた囃子を聞きながら花見を楽しめるという、弘前づくしなのです。
通常コース: 15000円
極コース: 30000円
極コースは、津軽塗の2段重のお弁当で、お土産に津軽塗のお箸と津軽びいどろのおちょこがつくという贅沢。
2018年の詳細が発表されるのが待ち遠しいですね。
出店はあるの?
桜まつり期間中、たくさんの出店が並びます。
その数、およそ200店!
定番の出店はもちろん、ぜひ食べていただきたいのが青森ならではの「生姜味噌おでん」です。
桜が咲いている時期とはいえ、日が落ちると寒くなる日もあるので、そんな時にはこの生姜味噌おでんがぴったりです。
また、さくらまつりのサービスで、1枚500円でゴザを借りることができるので、ゴザを敷いて郷土の味を味わうなんていかがでしょうか。
弘前公園の桜は日本一!
弘前公園は、「日本さくらの名所100選」・「日本の歴史公園100選」・「日本の都市公園100選」・「日本100名城」・「美しい日本の歴史的風土100選」・「平成百景」、に選ばれていて、これだけで弘前公園の景観が美しいことが伝わるかと思います。
弘前公園の桜は、長野県高遠城址公園・奈良県吉野山と並んで、「日本の三大桜の名所」にも数えられています。
青森を代表するというより、日本を代表する桜の名所なのです。
弘前公園には、約2600本の桜が植えられています。
ソメイヨシノの寿命は50~60年といわれていますが、弘前公園のソメイヨシノは100年を超えるものが300本以上あります。
そこには、青森県の名産りんごの剪定方法を応用した、管理技術があるからだと言われています。
この剪定の技術により、一つの花芽からいくつも花が咲くので、ふわふわもこもことした、優美で華やかなソメイヨシノを見ることができるのです。
また、桜の散り始めの美しさもけた違いです。
お濠を花びらで埋め尽くす「花筏」は、それだけを見るために訪れる人もいるほどです。
咲き始めから散り終わりまで絶景が楽しめるのが、弘前公園の魅力なのです。
弘前公園桜まつりへのアクセス
<電車>
JR弘前駅 徒歩20分
JR弘前駅前から土手町循環100円バスで約10分 弘前公園下車
<車>
弘前公園近郊は、毎年大変混雑します。入出庫に時間を要することがあるのでご注意ください。
〈有料〉 さくらまつり期間中のみ
弘前市役所 弘前市大字上白銀町1-1 → 地図はこちら
市立観光館 弘前市大字下白銀2-1 → 地図はこちら
弘前文化センター 弘前市大字下白銀19-4 → 地図はこちら
料金: 最初の1時間無料 その後 100円/30分
津軽藩ねぷた村 弘前市亀甲町61 → 地図はこちら
料金: 1000円/1回
〈無料〉
富士見橋 弘前市和田町 → 地図はこちら
9:00~18:00
弘前公園まで徒歩 20分
岩木川増水時は閉鎖されます。
岩木橋 → 地図はこちら
9:00~18:00
弘前公園まで徒歩 20分
岩木川増水時は閉鎖されます。
今年のゴールデンウィークは弘前へ!
今回は弘前公園の桜についてご紹介してきましたが、いかがでしたか。
本州最北端の青森県。桜前線の北上は、ゴールデンウィークと重なることが多いです。
見頃が4月下旬からですが、花筏まで楽しむことができるので、何度も行きたくなりますね。
ちょっと贅沢して津軽満喫「手ぶらで観桜会」や、ゴザを借りて出店を楽しむなど、楽しみかたは様々です。
今年のゴールデンウィークは、日本一の桜を愛でにいきませんか。