サントリーのアルコール度数が低いお酒「ほろよい」
まるで、ジュースのように飲みやすいお酒で、女性に大人気ですね。
因みに筆者も好きで、ドンキで買込むことがあります。
何でも、ほろよい1本で酔う人はアルコールに弱いのではないかと言われています。
それは、本当なのでしょうか?
また、どんなタイプの人がお酒に弱いのか、お酒に弱い人はお酒に強くなる方法はあるのかどうかも調べてみました。
ほろよい1本で酔ってしまうという人は参考になさって下さい。
ほろよい1本で酔う人はアルコールに弱い?
ほろよい1本で酔うという人がいらっしゃるということです。
実は、筆者はお酒に強いので、ほろ酔い1本では酔いません。
何しろ、アルコール分が3%ですから、物足りないくらいで、ジュース感覚で飲んでいます。
それでも、酔うという場合は、かなりアルコールに弱いタイプの人かもしれませんね。
ほろ酔いと他のお酒の違い
他のお酒とほろ酔いを比べてみたというデーターを見つけました。
それによると、500mlでアルコール度数5%のビール中ジョッキ1杯は「ほろよい」約2.4杯分、約350mlで9%のハイボール1杯は「ほろよい」約3杯分だそうです。
カクテルですと、ジントニック約130mlアルコール度数14%は「ほろよい」約1.8杯分、約120mlで9%のカルアミルクは「ほろよい」約1杯分、カシスオレンジ約150ml4%ですと、「ほろよい」約0.5杯分になります。
やはり、アルコール度数で考えても、ほろよいはそれほど酔わないお酒のはずです。
お酒に弱いタイプは2種類ある
ほろ酔いはアルコール度数3%、アルコール量が8.4gですから、この量で酔う人は相当弱い人です。
お酒に弱いタイプには2種類あります。
- アルコールの分解が弱い
- アセトアルデビドの分解が弱い
①の人はアルコールを分解するための「アルコール脱水素酵素」が体内に少ないパターンの人です。このタイプの人は日本酒1~2合で泥酔してしまいます。
②の人はアルコールは分解できても、アセトアルデヒドを分解する「アセトアルデヒド脱水素酵素」が体内に少ない人です。このタイプの人は飲むとすぐに顔が真っ赤になって、心臓が激しく動きます。
「アセトアルデヒド」はアルコールが体内で分解されることで生成される物質。
「アセトアルデヒド脱水素酵素」はアセトアルデヒドを「水と二酸化炭素」に分解する体内酵素。
つまり、お酒に酔いやすい人は「アルコール→アセトアルデヒド→水と二酸化炭素」と分解される過程のどこかに弱点があるということですね。
お酒に弱い人はお酒に強くなれる?
実は、お酒の強さ、弱さは持っている遺伝子によります。
強い遺伝子、弱い遺伝子の両方を持っている人は飲む機会が増えると、お酒に強くなるかもしれないと言われているようです。
なぜなら、先ほど登場した「アセトアルデヒド脱水素酵素」は、お酒を飲むことで活性化するからでしょう。
しかし、弱い遺伝子のみの人はそもそも「アセトアルデヒド脱水素酵素」が少ないですから、強くなるということはムリかもしれません。
注意することもある
先ほど書きました様に、「アセトアルデヒド脱水素酵素」を活性化させて、お酒に強くなることは出来ますが、ムリはいけません。
急性アルコール中毒は、いきなり強いお酒を飲んだり、お酒の量を増やしたりしたときに起こります。
これは肝臓にかなりの負担がかかるからです。
この病気は死に至る事もあるので、注意が必要です。
くれぐれも、ムリはしない方が良いでしょう。
自分が強い遺伝子を持っているか、弱い遺伝子なのか気になる人は病院で検査を受けられますから、医師に相談すると良いですよ。
ほろよいで酔う人は要注意!
サントリーのほろよいはわずか3%のアルコールですから、それ1本で酔う人は明らかにお酒に弱い人です。
飲み会等で参加する場合は、その旨を話してお酒を飲まない様にするか、1杯に留めておいた方が良いでしょう。
そのような人の立場を思いやれる人達とお付き合いしたいものですね。
人それぞれが、優しい気持ちでいられれば、アルハラ等もなくなるはず。
飲める人も飲めない人も仲良くなれる世の中でありたいと、お酒大好きな筆者は思います。