マテ茶には様々な成分が豊富に含まれており、別名「飲むサラダ」とも言われていることから習慣的に飲んでいるという人も多いですよね。
しかし、健康に良いと言われている一方でマテ茶には発ガン性物質が含まれているという噂もあるんです。
どれだけ健康に良いと言われても、発ガン性物質が含まれていると聞くと飲むのをためらってしまいますよね。
ということで今回は、
・マテ茶には発ガン性物質が含まれているのか?
・マテ茶にはどんな効果や効能があり、副作用はあるのか?
・マテ茶はどのように飲むのが良いのか?
ということについてご紹介していきたいと思います。
マテ茶に発がん性はあるのか?
健康に良いイメージのあるマテ茶ですが、その一方でマテ茶には発がん性物質が含まれているという噂もあります。
これは本当なのでしょうか?
現段階では、マテ茶に発がん性があるというのは嘘とも本当とも言えない状況にあるようなんです。
ある研究(論文)では、マテ茶に発がん性物質が含まれているというようなことが示唆されているというのですが、実際にマテ茶に発がん性物質が含まれているということは確認されていないのだとか。
また、マテ茶に発がん性があると言われているのは発がん性物質の有無だけではないようで。
どうやらその飲み方にも問題があると言うのです。
どういうことかと言うと、マテ茶の伝統的な飲み方というのが、ボンビラという茶器にマテ茶を煎れてそれを金属製のストローで飲むというものらしいのです。
しかし、この飲み方をすると高温状態になっているマテ茶が直接口腔内や食道に触れることになってしまいます。
それが原因となって炎症がおこり、がんの発症のリスクを高めてしまうというわけなんだそうです。
つまりこれに関しては、この飲み方をしなければ発がん性のリスクは免れられるということになりますし、自宅でマテ茶を飲む際にこのような飲み方をする人はほとんどいないはずなので心配する必要はないのではないでしょうか。
マテ茶の効果効能と副作用
では、健康に良いと言われているマテ茶には具体的にどのような効果や効能、副作用があるのでしょうか。
マテ茶の効果や効能とは?
まずはマテ茶の効果や効能からご紹介してきましょう。
マテ茶には豊富なビタミンとミネラルが含まれており、そういったことから別名で「飲むサラダ」という呼ばれかたをしているんです。
マテ茶に含まれているミネラル分のなかには特にカルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛が多く含まれているということで、これらは私たち日本人が不足しがちな栄養素なのでそういった意味でもマテ茶はおすすめのお茶なのです。
また、食物繊維も豊富に含まれているので便秘に悩まれてる方には是非習慣的に飲んでもらいたいですね。
食物繊維が豊富ということは、つまりダイエット効果も期待できるということになります!
ただし、マテ茶をただ飲むだけで痩せるというわけでは無いので、日々の生活習慣も改めながらマテ茶を併せて飲むようにしてくださいね。
更にはマテ茶にはポリフェノールも豊富に含まれています。
その含有量はなんと赤ワインより多いとのこと!
ポリフェノールには抗酸化作用があるので、アンチエイジング、つまり若返り効果・美肌効果といったことが期待できるのです。
マテ茶にこんなにも効果や効能があるのなら、今日からでも積極的に飲んでいきたいですよね。
マテ茶の副作用とは?
マテ茶にはたくさんの効果や効能があるということが分かったところで、では逆に副作用というものはあるのでしょうか。
適量を飲んでいる分にはまったく問題ないのですが、過度に飲みすぎると様々な副作用を引き起こしてしまう危険性もあります。
たとえば下痢や吐き気、頭痛や発汗といった症状が現れることもあるそうです。
マテ茶の飲み方
最後に、マテ茶の正しい飲み方をご紹介したいと思います。
マテ茶の基本的な煎れ方はこちら!
①マテ茶の茶葉を人数分(1人分=ティースプーン1杯)、ティーポットに入れる
②沸騰したお湯を注ぎ、3分蒸らす
たったこれだけ、非常に簡単な手順で煎れることができます。
飲むときはもちろんストレートでもいいですし、紅茶のように砂糖やレモン、ミルクを入れても美味しく飲めますよ!
暑い日には水出しする方法もありますので、その時の気分や天候に合わせて飲み方を変えてみてもいいですよね。
【まとめ】「飲むサラダ」マテ茶には色々な効果が期待できる!
適量を飲んでいれば、健康にとても良く美容効果も期待できるマテ茶。
・マテ茶の飲み方次第ではガンを引き起こすリスクもあるが、発ガン性物質は確認されていない
・マテ茶にはビタミンとミネラルが豊富に含まれており、美容効果やダイエット効果などが得られる
・マテ茶はストレートでも美味しいし、砂糖やミルクを入れても美味しい!
味に変化を付けて楽しむこともできるようですし、毎日飽きずに飲み続けられそうですよね。