ナタデココの原料って何?アレルギー成分や症状についても!

独特な食感がクセになると一昔前にブームを巻き起こしたナタデココですが、ナタデココの正体ってなんだかよく分かりませんよね。

実は発酵食品だったって、ご存知でしたか!?

ナタデココって一体なにでできていて、アレルギー成分は含まれているのでしょうか?

ナタデココは市販のゼリーなんかにもよく入っているので、なにかしらのアレルギー成分が含まれているのであれば気を付けたいところですよね。

ということで今回は、

・ナタデココはなにから作られている食べ物なの?
・ナタデココに含まれるアレルギー成分と、アレルギー反応にはどんなものがあるの?
・ナタデココに含まれるカロリーと糖質はどれくらいあるの?

ということについてご紹介していきたいと思います。

ナタデココの原料って何?

言葉で表現するのは難しい、あの独特な食感がクセになるナタデココですが、一体なにを原料に作られているかご存知ですか?

ナタデココは、実はココナッツを原料に作られている食べ物なんです。

スーパーなどで見かけることがあるナタデココの缶詰めのパッケージをよくよく見てみると、ココナッツの絵が一緒に描かれていますよね!

ナタデココはスペイン語で、

ナタ…液状に浮く皮膜
デ…~の(格助詞)
ココ…ココナッツ

という意味なんです。

つまり、ナタデココはココナッツの皮膜を使って作られた食べ物ということになります。

そして、もうひとつ驚くのが、実はナタデココって発酵食品なんです!

ナタデココを作る際に、「ナタ菌」と呼ばれる酢酸の一種を使用するのですが、これをココナッツ水に混ぜ込んで発酵させることでナタデココが完成するという仕組みなんだそうです。

あの独特な食感は、ナタ菌によって作られているものだったんですね。

ちなみに、ナタデココは99%が水分で残りの1%は食物繊維で構成されています。

1%の食物繊維は微生物セルロースと呼ばれるもので、これには血中のコレステロール値を下げてくれたり腸内環境の改善をしてくれるといったはたらきをしてくれるのです。




ナタデココのアレルギー成分と症状

ナタデココを食べてアレルギー症状を引き起こしてしまったという話はあまり聞きませんが、アレルギー成分がまったく含まれていないというわけではありません。

ナタデココを食べてなにかしらのアレルギー症状が出たとすれば、その原因は紛れもなく原料となっているココナッツでしょう。

ココナッツはナッツ類に分類されますが、ピーナッツやくるみなどのような重篤なアレルギー症状を引き起こすということはほぼ無いです。

ですが、口のなかが赤く腫れたりといった症状は出てしまうことがあるので、ナタデココを食べてこのような症状が出てしまった場合にはココナッツアレルギーを疑った方がいいかもしれません。

ナタデココのカロリーと糖質

ナタデココの99%が水分で構成されているということで、ダイエットに適した食材ということも言われています。

では、ナタデココのカロリーや糖質はどれくらいあるのでしょうか?

ナタデココ100gあたりののカロリーと糖質は、

カロリー…75kcal
糖質…19g

となっています。

ナタデココの原料であるココナッツ水自体の糖質が高いので、ナタデココの糖質も高い数値を示しています。

ナタデココのカロリーは低いからと言ってたくさん食べると、糖質の高さが原因で逆に太ってしまうこともありますから十分な注意が必要ですね。




【まとめ】ナタデココの原料はココナッツで発酵食品だった!

ナタデココの原料がココナッツだったのいうのは、言われてみればたしかにそんな感じの風味がするような気もしますよね。

でも発酵食品だったというのには驚きました。

・ナタデココの原料はココナッツで、ナタ菌を混ぜて発酵させることで出来上がっている
・ナタデココにはココナッツ成分が含まれているので、それによりアレルギー症状を引き起こしてしまう危険性がある
・ナタデココ100gあたりのカロリーは75kcalと低めだが、糖質は19gと高め

ダイエット効果も期待できる食べ物とも言われていますが、糖質は高めなので食べ過ぎには注意しなければいけませんね。