お料理の最後、ちょっとした緑を添えるのに、パセリがあるととても便利ですよね。
食欲をそそるのはもちろんですが、オシャレ度も増します。
パセリって、スーパーに行けばいつでも手に入るので、便利な食材です。
でも、だいたい「ちょっとだけ欲しい」「大量には要らない」という食材であって、「買った分を食べきるのが難しいから買わない」という方も多いのではないでしょうか。
また、ご自宅でパセリを栽培していて、生え過ぎて食べきれない、という方も、保存がきく方法があれば、有効活用できるのではないでしょうか。
この記事では、そんな「ちょっとだけ欲しい」パセリを長く保存するために、電子レンジを使って乾燥させる方法をご紹介しようと思います。
電子レンジを使って乾燥パセリを作る方法
- 買ってきたパセリ、または摘みたてのパセリの葉を手でちぎり、水にさらしておきます。
- キッチンペーパーで、よーく水気をふきとります。
- 耐熱皿にキッチンペーパーを敷き、パセリを平らにならして載せます。
- 電子レンジの500Wで3分、加熱します。
- 混ぜながら乾燥具合を見て、湿っている場所があれば30秒ずつ追加で加熱していきます。
- 全体が乾燥したらできあがり。
- 乾燥材を入れたビンに入れて保存する。
お使いの電子レンジにより必要加熱時間が異なるため、様子をみながら作成しましょう。
お使いの電子レンジが600Wの場合は、④のところをまず2分にして加熱しましょう。
一度に長い時間電子レンジにかけていると、一部が焦げたり発火したりする可能性があるので、様子を見ながら追加追加していくような感じで作成すると良いと思います。
乾燥パセリは生パセリより栄養価が低い?
かなこ
ちえこ
栄養価の変動は乾燥方法によって大きく変わります。
例えば電子レンジを使って熱乾燥させると、熱に弱いビタミン類は減ってしまいます。
逆に凍結させて乾燥させる(フリーズドライ)場合は、そこまで栄養価が落ちないと言われています。市販品などはほとんどフリーズドライなので、栄養価は落ちづらいでしょう。
ただし、そもそもパセリは食べる量自体が少ないので、食事全体の栄養価で言えばほとんど影響はないです。保存期間が伸びるメリットの方が圧倒的に高いので気にせずガンガン乾燥させちゃいましょう。
乾燥パセリは小さじ一杯は何グラム?
かなこ
ちえこ
乾燥パセリは小さじ1杯で約2gで、7キロカロリーほどになります。
とは言え、使う量も基本少量なので、カロリーはそこまで気にしなくても大丈夫でしょう。
乾燥パセリを使ったおすすめメニュー
上記の方法で出来た乾燥パセリ。
パスタ、グラタン、オムレツなどの彩りに加えて、おすすめしたいメニューをご紹介します。
★アヒ―ジョに加える
ニンニク、オリーブオイル、クレイジ―ソルトを温め、エビやホタテ、タコなどお好きなネタを入れます。それに乾燥パセリを混ぜるだけ。
見た目も栄養価もアップします。
ちなみにクレイジ―ソルトは色々なハーブと塩が入っているので、これだけで味つけがほぼ完了してしまうというスグレモノです。
★ポテトフライに混ぜる
ポテトの揚げたてに塩、というのは定番ですが、これにさらに乾燥パセリを加えると、もうちょっとオシャレな一品になります。
★ガーリックバターに加える
ガーリックトーストを作るときに、乾燥パセリをさらに加えると見た目も味もアップします。
すりおろしたニンニク、バターを混ぜ、それに乾燥パセリも加え、これをバゲットに塗ってトースターで焼きます。
市販で変えるおすすめパセリ
かなこ
ちえこ
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こちらは我が家でも愛用している乾燥パセリ。
こしょうのような入れ物に入っているので使い勝手最高です♪
正直私自身も乾燥させるの面倒で、こっち使っちゃってます…オススメですよ(*´∀`*)
まとめ
一度には使いきれない量のパセリでも、乾燥させて保存することでちょこちょこ使いが実現します。
ちょっとのことだけれど、その一手間が食生活を豊かにするような気がします。
大事に育てたパセリも、余すことなく使うことが出来て良いですよね。
この記事が、パセリの保存方法を知りたい!という方や、育ったパセリを有効活用させたいとお考えの方のお役に立てると幸いです。