初めての育児はわからないことがたくさんありますが、子供のしつけもそのうちの一つですよね。
子供のしつけは一体いつから行えばいいか、どのようにしつけをすればいいかなど、不安や疑問を抱えることもあります。
私は二児の母ですが、実際に私も手探り状態で子供のしつけをしていた時期があり、本当にこれでいいのかと悩んだ経験もあります。
ここでは、子供のしつけはいつからするのか・叱り方や注意点についてお伝えします。
親として子供をしつけるとき、悩みや不安を抱えたときは是非参考にしてみてくださいね。
子供のしつけはいつから?
初めての子育ての場合、いつから子供のしつけを始めればいいのかわからないこともあります。
子育て経験がある私が思うことは、子供のしつけは子供の年齢に合わせて行うということです。
子供は、生まれてから大人になるまで、色々な経験をしながら大きくなります。
その時に「しつけが必要だ」と親が感じる場面が出てくるものです。
子育ての最中にママが「しつけが必要」と感じたときが、子供のしつけをするタイミングです。
0歳の場合
0歳の赤ちゃんは言葉を話すことができません。
自分で何かをすることも難しい時期のため、「この頃にしつけ?」と思うママもいるでしょう。
0歳のしつけは、親とコミュニケーションを取って信頼関係を築くことが大切です。
そうすることで、、人間関係を築くことやコミュニケーションの取り方を覚えていくのです。
1歳・2歳の場合
1歳~2歳の頃は色々なことに興味を持ち始める時期です。
自分で食事を食べたい・高いところに登りたいなど、好奇心から色々なことをしたがる時期でもあります。
危険なことを危険だと認識することが難しい時期でもあるため、危険な行動をとったときは、真剣に「だめ」ということを伝えましょう。
ですが、全てに「ダメ」と言ってしまうと、子供の好奇心を育てることができなくなってしまいます。
あらかじめママが危険なものを片付けておく・危険が及ぶものを手の届くところに置かないなどの安全対策をすることも大切です。
3歳の場合
子供が3歳になると、自己主張が強くなって色々なことに「イヤイヤ」というようになります。
何に対しても「イヤイヤ」と言われると、親もストレスが溜まってしまいますが、3歳ころの子供はいったん子供の気持ちを受け止めてあげることが大切。
その後に何がいけなかったのかを伝えてしつけるようにしましょう。
シチュエーション別の子供のしつけ方
あいさつ
子供が話をするようになったら、あいさつを教えましょう。
まずは親が子供に「おはよう」とあいさつをするなど、お手本になってあげてくださいね。
そうすることで、子供はあいさつというものを覚えていきます。
食事のマナー
子供が2歳ころになったら、食事のマナーをしつけるようにします。
食事を食べるとき・食べ終わったときのあいさつや、食事中のマナーを教えると良いです。
2歳よりも前に食事のマナーをしつけると、子供が食事の時間を嫌だと感じてしまう可能性もあるため、食事のマナーは2歳を目途に開始しましょう。
子供に危険が及ぶとき
子供に危険が及ぶときは、それを食い止めなくてはなりません。
食べられないものを口に入れたり、高いところに登る・道路に飛び出したりするなど、危険が及ぶときはすぐにそれを制止するようにしてください。
まだ子供が小さいうちは、大きな声を出して叱っても理解することができません。
ですから、まずは「ダメよ」と子供の動きを制止し、そのあとは大きな声を出さず、諭すようにして子供をしつけましょう。
叱り方も大事!3つの注意ポイント
暴力を振るわない
しつけをするとき、子供に手をあげることはNGです。
いくら子供が悪いことをしたとはいえ、手をあげて叩くことで、なぜいけなかったのかを理解できずに終わる可能性があります。
また、その行動がエスカレートして虐待に繋がる危険性もありますので、手をあげるなどの暴力的な行動はしないようにしましょう。
親の気分で叱らない
しつけをするときは、しつけの基準を決めておくことも大切です。
例えば食事を残したとき。
いつもは残してはいけないと言っているのに、今日は残してもいいよなど、親の気分で良いときと悪い時があるようなしつけをしてはいけません。
しつけをするときは、一貫性を持つことが大切。
「良い」と「悪い」の基準を決めて、親の気分でしつけをしないようにしましょう。
冷静に叱る
子供をしつけるとき、親が感情的になって大声を出すのはNGです。
親も感情のコントロールを行い、怒りに任せて叱ることは避けてください。
そして、親が子供のお手本になることで、子供にどのようなルールがあるのかを学ばせてあげましょう。
まとめ
- 親が「しつけが必要だ」と判断したときにしつけを始める
- 0歳代のしつけは親とのコミュニケーションをとること
- 1歳~2歳のしつけは子供の好奇心の邪魔をしないことも大切
- 3歳のイヤイヤは子供の気持ちを受け止めて諭すようにしつける
- あいさつや食事のマナーなど、親が手本になってしつける
- 子供に危険が及ぶときはすぐにしつけを行う
- 暴力をふるう・気分で叱ることはせず冷静になってしつけをする
子供のしつけについて悩むこともありますが、親が「しつけが必要だ」と判断したときはしつけをしましょう。
声を荒げたり手をあげたりせずに冷静に対処してくださいね。
そして、親がお手本になり、子供に正しい姿を見せることも大切です。
しつけは子供が大人になっていくうえでとても大切なことですから、子供に愛情をもってしつけをするようにしましょう。