シミ消しの目的でひまし油を使ったのに、その逆でシミの跡が残ってしまったとなればそのショックは大きいですよね。
シミ消しに効果的だとされているひまし油で、何故失敗するというハプニングが起こってしまうのでしょうか。
ということで今回は、
・ひまし油でシミ消しをして失敗した人たちの体験談とは?
・ひまし油を使ってシミ消しをしたときに失敗してしまう原因とは?
・本気でシミ消しをしたい人におすすめする方法とは?
ということについてご紹介していきたいと思います。
ひまし油でシミ消し失敗した人の体験談がヤバい!
シミ消しがしたくてひまし油を使ったのに、何故か失敗してしまった…!
そんな体験談をお持ちの方は結構いらっしゃるようなんです。
ということで、そんなヤバい体験談たちを集めてみました。
・「カソーダでシミを消すことも考えましたが、以前、友達がカソーダを塗った後に絆創膏を貼って、散々な目にあったことを聞いてるので、ちょっと抵抗があり・・・(^_^;)
(劇薬のため、色素沈着して前よりもシミが濃くなったなど)」
引用元: http://casodaa1.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-4c6b.html
・「絆創膏をとると、塗った部分が赤くなっていました。
そして、3日ぐらいすると、だんだん皮膚が濃い茶色になってきたのです。
(中略)
1週間すると、焦げ茶の皮がぺろんととれました。
ネットではここで茶色の皮がとれると、下に白い皮がきれいにはっていてシミがとれると書いてありました。
私の場合は、濃いシミの皮がとれ、下の皮を見てみると、シミがまだありました。」
引用元: https://pilatesinastoria.com/facial-beauty/
カソーダでホクロ除去しようと思ったけど失敗!!
美容皮膚科にいって身体顔の黒子13個レーザーでとってもらった、最初から行けばよかった笑 pic.twitter.com/M9fX8M6weA— ゆりんこ@iHerb最新情報局 (@akikomaxgog2) June 7, 2018
https://twitter.com/upx270/status/1176890250544611328?s=19
体験談を読むところによると、みなさん共通しているのが「カソーダ」というものを使っているということです。
このカソーダというのは、ひまし油と重曹を混ぜ合わせて作られたクリーム状のもののことを指します。
これがシミ取りやホクロ取りに効果を発揮してくれると話題になっているようなのですが、
「シミが濃くなった」
「肌が荒れた」
「なにも変化がない」
といった失敗談も少なからず見受けられました。
ひまし油のシミ消しに失敗してしまう原因とは?
では何故、ひまし油を使ったシミ消しに失敗してしまうという事例があるのでしょうか。
そもそもカソーダを作る際にひまし油と混ぜ合わせる重曹はアルカリ性で、その度数はとても強いです。
そんなカソーダを長時間塗るという行為自体がそもそも危険なことなんだとか。
場合によっては肌を溶かすくらいの強さがあるということで、劇薬と言っても過言ではないでしょうね。
ですから、カソーダでシミ取りを実践する前にまずは一度狭い範囲に塗ってパッチテストを行った方がいいのです。
これをせずにいきなり実践し万が一カソーダが肌に合わなかったときは悲惨です。
そもそもカソーダはこういったことから顔に使うことはおすすめされていません。
顔の皮膚は他の部分の皮膚と比べると薄くて敏感です。
長時間の使用や繰り返しの使用によって皮脂膜が削られすぎてしまい、それが原因となって乾燥肌になってしまうことが考えられます。
またひどい場合には、毛穴や皮脂腺といった部分に雑菌が侵入してしまいその部分が顔ダニという、肌に寄生する微生物が住み着いてしまう危険性があります。
そうなってしまうと肌が赤く腫れ上がっていまいます。
どうしても顔のシミを消したいというのであれば、欲張って広範囲に塗り広げるということは控え、シミがあるピンポイントな部分にだけ塗るようにしましょう。
また、使用中はヒリヒリとした痛みや痒みを発症することが多々あるので絆創膏などを貼って紫外線対策を忘れないようにしましょう。
これを忘れると炎症を起こしてしまう危険性があります。
カソーダが上手に作用した場合、患部がかさぶたに変化していきますが、自力で剥がすようなマネをしてはいけません!
シミがきれいになくなったか気になる気持ちは抑えて我慢してください。
ここで剥がしてしまうと逆にシミが濃くなってしまうということも十分にあり得ますからね。
本気でシミ消ししたい人におすすめの方法
カソーダにはかなりのリスクを伴うということで、この記事を読んだことでシミ消しにカソーダを使うことをためらってしまった人は続出しているかもしれませんね。
そんなあなたにおすすめする、シミ消しの方法をご紹介したいと思います。
時間がかかってもお金をかけずに対策したい人向け
まずは食生活を意識するということです。
シミや美白に効果的なのは、
・ビタミンA
・ビタミンC
・ビタミンE
とされており、これらを摂取するこでシミの原因となるメラミンを排出しやすくしてくれます。
そして次に重要なのがスキンケア方法の見直しです。
シミを消すために重要なのは、以下のような正しいスキンケア方法です。
①たっぷりの泡を使って、優しく洗顔をする
(力強く擦るのは厳禁!)
②洗顔後は化粧水、美容液、乳液を塗って保湿する
③週に一度のペースでピーリング剤を塗る
これらの方法を実践していれば、自然とシミの無い肌へと生まれ変わっていくはずです!
時間は掛かるでしょうが、こういったことは日々の積み重ねが重要ということなんですね。
なるべく早くシミを消したいと考えている人向け
「できれば時間をかけずに手っ取り早くシミを消したい」
そんな方におすすめなのはズバリレーザー治療です。
レーザー治療であれば食事やスキンケアとは違って速攻でシミ消しの効果を得ることが可能です。
もちろんそれなりにお金はかかりますが、シミの悩みをすぐに解消できるという点では選択肢としてアリだと思います。
こちらのクリニックの評判が良かったので今すぐ治したい!という方はチェックしてみてください。
厚生労働省の薬事承認取得「ピコウェイ」という新技術を使っていて痛みがかなり少ないそうです。
【まとめ】ひまし油を使ったカソーダは劇薬!?
使い方によっては効果抜群であろう、ひまし油を使ったカソーダですが、その分高いリスクも伴うというわけです。
・ひまし油と重曹を混ぜ合わせて作られたカソーダでシミ取りをしようとした人たちのなかには、肌荒れしたや逆にシミが濃くなったという失敗談もあった
・ひまし油を使ったカソーダは劇薬並みの強さがあり、皮膚が薄い顔に使うと肌荒れや乾燥を引き起こしてしまうリスクがある
・シミ取りをしたければ日々の食生活やスキンケア方法を見直す必要がある
リスクの高い簡単な方法よりも、安全性が高くて地道な方法でシミ取りをしていった方がいいのかもしれませんね。