氷の賞味期限について【冷蔵庫で作った場合と市販品の違いも解説】

食べ物や飲み物を冷やすために、特に、暑い時期には欠かせないのが氷!

飲み物に直接入れたりかき氷にすることもあり、口に含む可能性もあるものであるからこそ、賞味期限はどれくらいなのかということが気になりませんか?

ただ、これまで氷の賞味期限についてあまり気にしたことが無いという人も多いかもしれません。

そもそも、氷には賞味期限という概念は存在しているのか?

今回この記事では、

・氷には賞味期限はあるのか?
・氷に賞味期限があるとすれば、その目安は?
・自宅の冷蔵庫で美味しい氷を作るコツは?

ということについてご紹介していきたいと思います。

そもそも氷に賞味期限はあるのか?

氷は物を冷やすという目的以外にも、かき氷など食べ物と同じように口に含むものであるので「食品」という認識を持っている方もいるのではないでしょうか。

では、氷に賞味期限というのは存在するのか?

答えは「ノー」です。

氷を作るために使用する水には賞味期限が存在しているのに、何故氷には賞味期限が無いのか、不思議ですよね。

これには、氷を作る環境(温度)が大きく関係しています。

冷凍庫は大体マイナス18℃に設定されているのですが、この温度では微生物等が活動できなくなってしまいます。

食べ物が腐ったりするのには、この微生物の動きが大きく関係しているのです。

つまり、微生物が活動できない環境下にある氷は決して腐ることが無いということになります。

食品などでも、長期保存をしたいものに関しては冷凍するという人も多くいると思うのですが、冷凍保存することで賞味期限が延びるというのはこの原理を利用しているということになるんですね。




氷の賞味期限目安

氷には賞味期限はありません、と先述しました。

とはいえ、どれだけの期間置いておいても氷そのものの風味が全く変わらないというわけではありません。

家庭の冷蔵庫で作った氷、コンビニやスーパーなどにあるような市販の氷、それぞれどれくらいの期間で劣化していくものなのでしょうか?

冷蔵庫で作った場合

冷蔵庫に付いている製氷機を使って氷を作った場合、1週間ほどで使いきるのが理想的です。

自宅の冷蔵庫で氷を作ると、どうしても冷蔵庫独特の臭いや氷のまわりで保存している食材の臭いが移ってしまうことがあります。

また、一定の温度で凍らせていても時間が経つにつれ氷が少しずつ小さくなっていきます。

氷はこのような劣化をしてしまう前に使いきる方がいいでしょうね。

また、製氷機を定期的に掃除しておかないと汚れが溜まっていき、作ったばかりの氷ですら臭いがするようにもなってしまうので、製氷機の掃除はお忘れなく!

市販品の場合

自宅の冷蔵庫の製氷機で作る氷とは違い、市販の氷はきれいな水を使用して作られていることがほとんどです。

そのため、自宅の冷蔵庫の製氷機で作られる氷に比べれば賞味期限は長いです。

ただし、これは未開封の状態に限ったことです。

開封し、例えば素手で氷を取り出すと雑菌などが袋の中に入り込んでしまう可能性がありますよね。

それにより、氷の劣化が一気に進んでしまいます。

ですので、開封後はなるべく早く、遅くとも1週間以内に使いきるのが理想的です。




冷蔵庫で美味しい氷を作るコツ

自宅の冷蔵庫で市販品のような美味しい氷が作れれば、節約にも繋がりますし嬉しいですよね!

そのコツはずばり、一度沸騰させた水を使って製氷するということです。

そもそも自宅の製氷機で作る氷が何故透明ではなく美味しくないのか。

その理由は水に含まれる空気や不純物にあります。

ところが水を一度沸騰させることによって、水に含まれる空気や不純物を取り除くことができ、透明な綺麗で美味しい氷を作ることができるのです。

特別な道具はいらず、お金を掛けずに簡単に自宅で美味しい氷を作ることができるなんて嬉しいですよね。

【まとめ】氷の賞味期限に注意、美味しい氷は簡単に作れる!

氷に賞味期限があったということには驚きましたね!

・氷には厳密には賞味期限は存在しないが、臭い移りしたり小さくなったりと劣化はしていく
・自宅の冷蔵庫の製氷機で作られた氷も市販品の氷も、1週間以内に使いきるのが理想的
・自宅で美味しい氷を作るには、水を一度沸騰させることがコツ!

せっかくのお酒やかき氷を美味しく楽しむためにも、賞味期限には気を付け、ひと手間加えた氷作りをしてみてはいかがでしょうか?










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